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日本タイトル 「あ」行

『我愛你 ウォ・アイ・ニー』試写に行って来ました

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20060207091611.jpg20060206153909.jpg 昨日6日、周杰倫(ジェイ・チョウ)のコンサートの前に『我愛你 ウォ・アイ・ニー』のマスコミ試写に行きました。監督は『北京バスターズ』92『東宮西宮』96、そして今年日本公開予定の『緑茶』張元(チャン・ユアン)。主演は中国新四大女優の1人、徐靜蕾(シュウ・ジンレイ)です。
 試写状のこのデザインだけ見て「中国のロマンス映画かぁ」くらいの軽いノリで会場に出かけましたら…・・・汗。チョーしんどいドラマでした。監督の独特のドキュメンタリー手法ジンレイの熱演で、自分のことのように、お隣さんのことのようにリアルに迫ってきます。よくよく考えると「そんな、ありえないでしょー」って事件だらけ(笑)、ちっともリアルじゃない題材で、ここまでゾッとさせてくれるとは!
 ある男女の結婚生活の寝室での痴話喧嘩の繰り返し。女性である私が観るより、男性が観たらかなり背筋が凍るんじゃないでしょうか。女はコワイです(笑)。
 話脱線しますが、今チマタで「大竹しのぶ・凄い女/怖い女」論が語られていますが、ジンレイ演じる妻もそんな感じ。(観たらわかると思います)

 ところでジンレイの相手役、旦那さん役のトン・ダウェイという俳優さんはこれがスクリーン・デビューだそうです。ものすごく頑張ってる。監督はもともと脚本より現場の雰囲気ありきの撮影手法を得意とする人ですから、主演の2人を延々と狭い部屋に閉じ込めてイライラ感をつのらせ演技に反映させる。よくそれを乗り切ったと思います。ジンレイはへっちゃらでこなしてしまいそうな(というより逆にその手法を楽しんでしまうような)雰囲気ですが。で、彼が韓国のユ・ジテにそっくりで(背はぜんぜん小さいが)、monical、気づけばエンディング・ロールまでユ・ジテが演じてるみたいな錯角で観てしまったのでした(爆)。
 あー重いなー、辛いなー、ジェイのコンサートのテンション下がったらまずいなー、などと邪念にさいなまれていたら流れてきたエンディング主題歌…・・・ワンフレーズ聴いて ふ・ふ・王菲(フェイ・ウォン)だぁあああっていきなりテンション上がり(笑)。だって本当に久々に歌声を聴いたので。
 クレジットには作曲が長らく彼女と組んでいる張亞東(チャン・ヤートン)と出ているだけでタイトルなし。もしかしてこの作品のためのオリジナルを友情出演で、ということではないかと思います。

 重くて暗くてかなわん作品だったのは事実ですが、もう1回観たいかも、というのも本音。

ちなみにmonicalの四大女優好みランキングは(今の気分)、
①周迅(ジョウ・シュン)、
②徐靜蕾(シュウ・ジンレイ)、
③章子怡(チャン・ツィイー)、
④趙薇(ヴィッキー・チャオ)であります。
『緑茶』のヴィッキーやいかに…(手持ちのDVDより試写会を先に観ることになりそう)

3月11日(土)より東京都写真美術館ホールほか全国順次ロードショー
作品オフィシャルサイトはhttp://www.woaini.jp/

 


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~ Comment ~

マダム・チャンさん 

そうそう!確かに中国の人って、物凄く激しく喧嘩してると思ったらケロッとしてますよね。心配して損した、みたいな(笑)。「折り合い」って言葉、自分勝手にマイペース、感覚的に生きてるmonicalには久々、耳が痛かったデス(爆)。あっはっは~

 

子供が出来た時点で私もこの二人は復縁するなと思いましたね。
子供が生まれたら、ケンカしつつも折り合いつけて何とかやっていくんじゃないかな。
中国人のケンカは激しいけど、終わると結構ケロッとしてること多いので私もアリ
だと思いますね。日本人には考えられないと思いますが。

明珠さん 

速攻でありがとうございます(^^)。え・・・あんなになって維持していくなんて無理ですー(爆)。アンダーグラウンドの騎士も結構ロマンチストなんでしょうか。

張元監督のコメント 

作品の内容に触れてしまいますが。意外なコメントかどうかはわかりませんが、ティーチ・インで出た『この二人はこの後どうなると思いますか?という質問に監督は『お互い補い合いながらうまくやっていく…と信じたい』とおっしゃっていました。(細かい内容まで覚えていませんが^_^;)。映画を見終わった直後は自分では『崩壊』の映画だと受け止めていたので意外でした。うまく表現出来なくてすみません~。

明珠さん 

いらっしゃいませ! ティーチインで監督の意外な発言って???覚えていたら教えてくださいまし。

初めまして 

いつもblogを楽しく拝見させて頂いています(^-^)。「我愛イ尓」は2003年にアジアの風の上映時に鑑賞しました。この作品は中国ではテレビドラマにもなっている作品みたいですね。張元監督の作品だったのと映画紹介に主役の徐静蕾が演技開眼した作品というのに引かれて当時観に行きました。もにかるさんのおっしゃる通りありえない設定ですが、ふたりの会話は結構リアルで心理的に来ました。確かに男性が観た方が怖い!と思う作品かもしれませんね。徐静蕾も[イ冬]大為も真に迫る演技でした。でも終わった後のティーチ・インでの監督のコメントは意外なものでした。
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