今回の香港旅行では、いつになく路線バスが大活躍でした。
地下鉄の炮台山(フォートレス・ヒル)駅が近いシティガーデンホテルですが、
その出口にバス停が並んでいるからです。
しかし路線が多すぎて、いざどれに乗ればいいのか???。
そこで今回は、日本を発つ前にしっかり予習していきました。
その参考書が香港の書店やコンビニで売っている冊子型の地図です。
昔は
【香港街道地方指南】しかありませんでしたが、最近はいろいろ出ていて、
内容も大差ありません。

今回使ったのは、版型が少し大きい(→字も大きい:苦笑)この地図
【香港街道大廈詳圖】。大廈というのはビルのことで、ビル名が特に詳しいものです。持ち主が変わるとビルの名前も変わったりするので、去年買いました。香港は開発や買収が多すぎて、古い地図はあまり役に立ちません。バスの路線も時々廃止されたり増えたり。

下の
⇔がバス通りの英皇道(クイーンズ・ロード)。ホテルの前の電氣道(エレクトリック・ロード)は下り(北角方面へ)一方通行なのであまり利用価値がありません。
左上の赤い矢印、数字を四角く囲ってあるのがバスの路線番号。英皇道は路線が多いので、地図上で表記できず、引っ張って海上に(笑)。18にチェックしてあるのは、唯一、コンベンションセンターの前に停まるバスだからです。
巻末に、その番号の路線がどこからどこまでかがわかる索引がついているので、
それをチェックしてから、地道な作業が始まります。
何がどう地道かと言うと、地図でその番号をずっと辿っていくんです(気が遠くなる)。
つまり経由地をチェックするわけです。
これで行きたい場所をみつけてメモる。
その繰り返し。
ホテルがいつも同じ、という方にはオススメの攻略法です。
このお陰で、夜遅くコロシアムから海を渡って(トンネルバス)ホテルに戻るのも安心でしたし、
なにより軽いドライブ気分が味わえるのが地下鉄と違うところ。
まぁ、本当に急いでいる時は地下鉄に限りますが。
フェリーやトラムは急ぐ旅には不向きですが、小旅行気分でのんびり楽しむには最高。
狭い場所だから充実している香港の交通機関を駆使すれば、旅は何倍にも広がります。
鉄道はどんどん延びて新線が出来ているし、北のほうの昔ながらの軽便鉄道には懐かしささえ感じます。降りるチャンスを失った(爆)暴走ミニバスだって、だったら終点まで行ってしまえばいいんです。
へぇ、香港にもこんな場所が、みたいな発見があったりしますから。
ついいつも同じところをグルグルしてしまいがちなリピーターは、monicalを含めて多かろうと推測しますが、たまには路線バスの終点までドライブと決め込むのもいいものです。
お天気のいい日に是非お試しください。
路線バスはどこにでも行けます。
monicalはバス停でバスを待ちながらディズニーランド(まだ未体験!)かぁ、赤柱監獄かぁ、と遠出をしたくなりました。
あ、もちろん、地図は持ち歩くのが正解です。
どんな辺鄙なところでいつのまにか下車してるとも限りませんので(笑)。
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あかつきさん
だから終点で降りる時しか使いません。
乗り心地のいい車両はあまりありませんしね。地図を見ながら脳内旅行はよいトレーニングになると思います~