【FILMEX】 『意外』、ハラハラしました~
【 東京フィルメックス2009】

↑ 香港のポスター
フィルメックスで杜峰(ジョニー・トー)プロデュース、鄭保瑞(ソイ・チェン)監督の「意外」を観てきました。
なにしろ今回唯一の香港映画ですから、満杯の客席は知った顔がたくさ~~~ん(笑)。
香港映画からン十年も離れないファンがいるのって嬉しいです。
monical、相変わらず血圧の上が80行かない、という、その名の通り「低調」だったもので
さっと行ってさっと帰ってきてしまいました。ごあいさついただいたのに、そそくさ、という
感じで気を悪くされていたらすみません

低血圧じゃなくても映画館でいとも簡単に眠ってしまうmonicalも
今日は眠るどころか瞬きできなくてドライアイ気味(笑)。
え、あれ、たった89分だったんですか・・・中身濃すぎっ


監督はQ&Aで「わかりにくい、と言われることもあったが」と言っていましたけれど、
あれくらい不透明なほうが、かえってmonicalの好みでした。
その不可解感というか釈然としないものが、薄紙をはがすように見えてくるのは
「インファナル・アフェア」を初めて観た時と同じような感覚でした。
「ドッグ・バイト・ドッグ」(06)や「軍鶏」(07)とは一味もふた味も違う監督の新しい一面を見た思いです。
それにしても、あんなに古天樂(ルイス・クー)が出ずっぱりとは思いませんでした。
逆に、任賢齊(リッチー・レン) がもっとワケアリな役なのかと思っていたら、見事にくつがえされました~(爆)
ジョニーさんスタイルの定番、昔のスターを引っ張り出すの巻は、
かつてコメディ俳優として大活躍だった馮淬帆(スタンリー・フェン・ツイフェン)。
(「インファナル・アンフェア 無間笑」(04)で警察署長さん役だった人です)」
彼があーらびっくりのシリアス演技、しかも認知症を患っているという難しい役柄。パチパチ

とにかく、この作品のサスペンス度はかなりなもの。
ルイスは本当に熱演しました。
ラストのあの表情だけで金像奬のノミネートあり

映画祭作品紹介ページ

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『意外 Accident』
※中国語の“意外”は英語タイトルのとおり、“事故”の意味です。
※当初の企画タイトルは《暗殺》でした。
プロデユーサー:杜峰(ジョニー・トー)
監督:鄭保瑞(ソイ・チェン)
脚本:司徒錦源(ゼト・カムユン) 力奇(ニコール・タン) 銀河(ミルキーウェイ)創作組
撮影:馮遠文(エドモンド・フォン)
出品:寰亞 MediaAsia
製作:銀河映像(香港) Milkyway
出演:
古天樂(ルイス・クー)・・・ブレイン(役名は出てこなかった?) /事故に見せかける殺し請負グループのリーダー
任賢齊(リッチー・レン)・・・生命保険会社のサラリーマン
葉璇(ミシェル・イェ)・・・ブレインの仲間
馮淬帆(フェン・ツイフェン)・・・ブレインの仲間
林雪(ラム・シュ)・・・ブレインの仲間
韓雨芹(ハン・ユーシン)・・・たぶん・・・リッチーの恋人
莫小奇(モニカ・モク)・・・たぶん・・・ルイスの妻
※以上、monicalの曖昧なデータです(すみません)
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すみません、「データブック」の大量の校正でお尻に火がついているので、簡単ですが
このへんで。
あ、そうだ。
ちなみに、監督に同行してして来日していたのは「エグザイル/絆」で黄・呉コンビ来日の時の、
メディア・アジアの女性でした~~。
もうひとつちなみに、今回monicalは監督にインタビューしていません(涙)。
いつかリベンジしてやるっ

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- 20:08
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肩が凝りました
馮さん(英名はスタンリーっていうんですか?)の登場はとっても嬉しかった。それに古仔の最後の演技は本当にアカデミー賞ものだと思います!!
遅ればせながら
全く予備知識のないまま見に行ったので、ハラハラしっぱなしの89分でした。
だって、みんな怪しくってしかたないんですもん(苦笑)
それに、常に何かが起こりそうなあの雰囲気!(>_<)こわっ!
非常に濃厚な時間を過ごさせていただきました。
もう一回みたいです。