朱孝天 in フィリピン映画『バタネス』
【 アジア海洋映画祭in幕張】
フィリピン映画『バタネス』は、ティーチインが監督だけと分かっていてもファンの気ははやるもので(笑)、上映開始1時間も前なのにすでに長蛇の列でmonical、一瞬焦りましたが、無事に鑑賞できました。
1時間も立ちんぼでどうしましょ、と思いましたが、周囲のファンの方たちとお話ができたので、すぐに会場時間。なんか、昔の東京国際や東京ファンタで徹夜で並んだ時のことを懐かしく思い出しました。まだ携帯電話もインターネットもなかった時代、こういう場所でファンは貴重な情報交換の時を持ったなぁって。そのころの絆は今もゆるぎないところが、改めてビックリだったりします。PCが一般的じゃなかった時代は、なんでもそう簡単にリセットはしないのでありました。 (長すぎるぞ、余談)
さてこの作品、「爆満(売り切れ)
」と聞いていましたが、チラホラ空席があったのが残念。こういうチャンスを楽しみにしていた日本在住のフィリピンの人たちが、朝いちでがっかりして帰っていくのを見ていたからです。彼らの映画鑑賞の仕方や反応も見てみたかったなぁ。製作国の観客の、上映後の質問って結構面白かったりしますから。映画祭は、数は少なくても、そういう観客の枠を特別に取ってもいいんじゃないかなーと思ったりします。 (長すぎるぞ、前置き)
さて、肝心の映画のお話。
元々パンフレットなどは上映後にしか読まないmonicalは物語の把握がゼロだったので、まさか前半がマニラのシティウーマンとフィリピンの最北部の島の青年のベッタベタなロマンス
だなんてツユとも知らず、今か今かと朱孝天(ケン・チュウ)の登場を待ってろくろっ首状態(爆)。
しかも最初のほうは、ピントがぜんぜん合っていなくて、ケンちゃんもボケボケで登場したらどうしよう…ってことばかりが気になり(爆爆)
物語は「愛は言葉も国境も海も、すべての壁を越える」という恋愛映画にありがちな普遍的なテーマで「うーーーん…」
。ただ、この物語のすべてを包み込むのが、人間が太刀打ちできない大自然なので、そのスケール感に救われます。フィリピン最北部バタネスという地方の島。そこに住む人々にとって海の水が透き通っているなんて、当たり前のことなんだなぁ、とか。
ケンちゃんと相手役のフィリピンの有名女優さん(イサ・カルサド)がとーっても熱演なだけに、脚本と編集の荒さがいかにも残念。「海が人間の運命を変える」という大切なテーマをもっと強く押し出しても・・・
あとのQ&Aで知ったのですが、来日した監督(共同監督の一人)は14年間編集マンだった人で、今回は初監督ゆえ監督業に徹したそう。なぜ自分で編集しなかったんですかー、と言いたいです(笑)。
それにしても愛は本当に言葉の壁を越えるものでしょうか(笑)。恋に落ちるフィリピン人女性と台湾人男性は、本当にまったく言葉でコミュニケーションが取れないのですよ。愛する人との別れという共通点で寄り添う心を推し量るにはmonicalは年を取りすぎたのかしら~(笑)。2人の歩んできた道の描き方がもう少しドラマチックだったら、一転して号泣していたかもしれません。あは。
物語に登場するmonicalが知らないフィリピンの美男美女俳優さんたちには、じゅうぶんに目の保養
をさせてもらいました。タガログ語や、島の方言もぜんぜん意味がわからないからBGM
のように耳に心地よかったです。
そうそう、ケンちゃんは来日できなかったもう一人の監督さんと小さな(たぶんインディペンデント)作品も撮影しているはずだ、その進行状況は知らないけれど、と監督が暴露していました。ファンの方はその変の情報はとっくにお持ちなのでしょうか?? 一瞬monicalは、歌のPVかしらと妄想してしまいました。ちょっと興味津々。
監督の話では、友達の友達の友達の…友達がF3(笑)のマネージャーの友人で、その縁でこんな大スターとパイプが持てたと。シノプシスを送ったら、ケンちゃんが興味を示してきたのだそうです。
同じ中国語圏ならともかく、言語の違う国の映画に出演する・・・これは昨今のアジアでとても頻繁になってきて、世界は動いているんだな、ととても強く実感したのでした。
1時間も立ちんぼでどうしましょ、と思いましたが、周囲のファンの方たちとお話ができたので、すぐに会場時間。なんか、昔の東京国際や東京ファンタで徹夜で並んだ時のことを懐かしく思い出しました。まだ携帯電話もインターネットもなかった時代、こういう場所でファンは貴重な情報交換の時を持ったなぁって。そのころの絆は今もゆるぎないところが、改めてビックリだったりします。PCが一般的じゃなかった時代は、なんでもそう簡単にリセットはしないのでありました。 (長すぎるぞ、余談)
さてこの作品、「爆満(売り切れ)

さて、肝心の映画のお話。
元々パンフレットなどは上映後にしか読まないmonicalは物語の把握がゼロだったので、まさか前半がマニラのシティウーマンとフィリピンの最北部の島の青年のベッタベタなロマンス

しかも最初のほうは、ピントがぜんぜん合っていなくて、ケンちゃんもボケボケで登場したらどうしよう…ってことばかりが気になり(爆爆)
物語は「愛は言葉も国境も海も、すべての壁を越える」という恋愛映画にありがちな普遍的なテーマで「うーーーん…」

ケンちゃんと相手役のフィリピンの有名女優さん(イサ・カルサド)がとーっても熱演なだけに、脚本と編集の荒さがいかにも残念。「海が人間の運命を変える」という大切なテーマをもっと強く押し出しても・・・
あとのQ&Aで知ったのですが、来日した監督(共同監督の一人)は14年間編集マンだった人で、今回は初監督ゆえ監督業に徹したそう。なぜ自分で編集しなかったんですかー、と言いたいです(笑)。
それにしても愛は本当に言葉の壁を越えるものでしょうか(笑)。恋に落ちるフィリピン人女性と台湾人男性は、本当にまったく言葉でコミュニケーションが取れないのですよ。愛する人との別れという共通点で寄り添う心を推し量るにはmonicalは年を取りすぎたのかしら~(笑)。2人の歩んできた道の描き方がもう少しドラマチックだったら、一転して号泣していたかもしれません。あは。
物語に登場するmonicalが知らないフィリピンの美男美女俳優さんたちには、じゅうぶんに目の保養


そうそう、ケンちゃんは来日できなかったもう一人の監督さんと小さな(たぶんインディペンデント)作品も撮影しているはずだ、その進行状況は知らないけれど、と監督が暴露していました。ファンの方はその変の情報はとっくにお持ちなのでしょうか?? 一瞬monicalは、歌のPVかしらと妄想してしまいました。ちょっと興味津々。
監督の話では、友達の友達の友達の…友達がF3(笑)のマネージャーの友人で、その縁でこんな大スターとパイプが持てたと。シノプシスを送ったら、ケンちゃんが興味を示してきたのだそうです。
同じ中国語圏ならともかく、言語の違う国の映画に出演する・・・これは昨今のアジアでとても頻繁になってきて、世界は動いているんだな、ととても強く実感したのでした。
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