改めまして 『王妃の紋章』会見&張藝謀監督インタビュー
今日は11時半から監督のインタビュー(キネマ旬報)で、我ながらガチガチに緊張して死に物狂い(オーバーな)で準備だの下調べをし、無事に楽しくリラックスしたインタビューを終えて脱力(もとい、達成感:笑)。

ようやくちょっと心に余裕ができました。

昨日の記者会見はキネ旬の記者として入れてもらったので
残念ながら写真の掲載ができませぬ。ごめんなさーい。
朝、スポーツ紙が揃っている喫茶店で報道をチェックしたら、中日スポーツはやや大きく、デイリースポーツは端っこに掲載されていましたが、以下の記事同様、メインはリア・ディゾン(笑)。
20080212中日スポーツ 20080212デイリースポーツ
※クリックすると大きくなります。
リア・ディゾンの「大ファンです」に、ジェイ・チョウ「恥ずかしい…」
リア・ディゾンも巨匠監督も絶賛!ジェイ・チョウの魅力って?
リア・ディゾン、本気ラブラブモード?「ジェイはやばい!」

なにしろ旧正月真っ只中(だから監督も来れたのだけれど)、会見場にはあまり中国・台湾・香港の記者は見かけなかったような気がします。盛況だったので確信はありませんが。

張藝謀(チャン・イーモウ)監督も周杰倫(ジェイ・チョウ)も何度も来日して会見慣れしている感じ(笑)。全体的に大真面目で(当たり前ですけど)、会場から笑いが出たと言えば、ジェイがプロデューサーのビル・コン氏のことを「ボス・コンと呼んでいます。すごいお金持ちなんだろーなーと思っていたから」という部分(あなたも十分お金持ちのはずです:monicalの心の声)

花束贈呈にいきなりよく知らない日本の女性タレントが登場するのは、以前杉本彩で経験ずみのジェイですが、日本語と英語をチャンポンで話すリア・ディゾンには、どういう反応をしたらいいんだろー、みたいなわずかな沈黙(爆)。「アジアだけじゃなく“世界の”人に僕の音楽や映画を楽しんでもらえてるなんて嬉しい」みたいな。日本人じゃないものだから、こんな発言になったのでしょう。

さて、本日の監督インタビュー。インタビュアーとして声をかけていただいたのはとってもありがたいのですが、ほら、私は香港映画は詳しくても… だから夕べは必死に予習をしました。
もう一度『王妃の紋章』を見て、他に『HERO』『LOVERS』『紅いコーリャン』『ハイジャック』『キープ・クール』を音なしの倍速で見たり(笑)、原作の舞台劇について調べたり。かつて報道で“第三王子は最初、房祖名(ジェイシー・チェン)にオファーが”という記事を見つけたり。あ、監督に確認したところ「没有(メイヨ)」。まぁ、もしそうだったとしても映画が完成した今は「そうです」とも言わないだろうとは思いましたが(スポンサーやプロデューサーの意向も反映してのことかもしれないから)。

監督は会見でもインタビューでもいつもあまり笑わないし、いろいろな作品のメイキングを見るとものすごくコワイし(笑)心配していたのですが、インタビューでは淡々と物静かな口調で、お肌ツルツルで(爆)、どちらかと言うと“穏やか”という印象の方が強かったです。あー、いつもふんぞり返っている(メタボのせいもあるけど:笑)杜峰(ジョニー・トー)さんとは対極だなぁ(笑)。

通訳が周さんで、いつもどおりとても正確にこちらの質問や希望・意向を理解して通訳してくださいまして、監督の答えの通訳もとても丁寧なので、その間monicalは目線をどうしたらいいか困ってしまい(周さんばかりにフンフンうなづくのも失礼かと思ったり)、なにげに監督の足元を見たら、あらー、PRADAの靴じゃないの…みたいな(爆)

30分はあっという間の時間でしたが、なかなか満足の行く答えが得られました。掲載号の詳細が出ましたら、また改めてお知らせさせていただきます。

あー今日はもうダラダラしていたいですぅ。燃え尽き症候群か?

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【2008/02/12 15:53】 | 日本タイトル 「あ」行 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
『王妃の紋章』 公式サイトオープン!
4/12公開『王妃の紋章』の公式サイトが2/5にオープンしていました。http://wwws.warnerbros.co.jp/ouhi/

キンキンキラキラ、豪華絢爛の時代絵巻。
まぶしくて目を開いていられません(笑)
その上登場する女性たちの“寄せて上げて”がすごいです〜
公式サイトの予告編をご覧くださいまし。

個人的には鞏利(コン・リー)のドロドロ具合が気に入っているmonical。
ものすごく表情豊かな周杰倫(ジェイ・チョウ)も新鮮(爆)。

なにやら来週、皆さんそろっての来日会見があるらしいのですが
こちらの配給さんのリストにmonicalは入っていないので泣きの涙。

さて、テレビでは報道されるかなぁ。

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【2008/02/07 20:19】 | 日本タイトル 「あ」行 | トラックバック(0) | コメント(8) | page top↑
みんなの感想:『イノセントワールド〜天下無賊〜』
馮小剛(フォン・シャオガン)監督作、劉徳華(アンディ・ラウ)・劉若英(レネ・リウ)・葛優(グオ・ヨウ)主演の娯楽映画『イノセントワールド 天下無賊』が本日より公開になりました。 
公式HPhttp://www.official.cine-tre.com/innocentworld/
劇場でご覧になった皆さんの感想をお待ちしています。

20070428143552.jpg 実はこの作品を香港の映画館・皇室(ウィンザー)で観た時は「え、アンディが吹き替え」って始まるなりチョーがっかりしてテンション下がり、なにしろ広東語じゃないこともあって作品の面白さをまるで理解できず、いや、それどころか「つまんないー」というリアクションだったmonical。しかもほら、アンディの髪型がこうですからー(爆)。
 ところが日本語字幕がついたら、中国・香港合作映画の新しい息吹が感じられて感慨深い作品でした。物語だって面白いじゃないですか(笑)。
 キャストの演技のバランスが非常にいいのが第一。なんたってアンディもレネもグオ・ヨウも朴訥とした田舎の青年も全員がトロフィー受賞経験のある演技派ですから。
 アクション映画なのかロマンス映画なのか、シリアスなのかコメディなのかわかりにく〜いところなんざ、まさしく合作の味わい深し(爆)。そのそこはかとないハーモニーが結構心地よいです。

 そうそ、この作品が香港で公開された時は、どこか1館で“広東語吹き替えバージョン”が上映されたことなどまるで知らず(号泣)。なんとグオ・ヨウの声を黄秋生(アンソニー・ウォン)が、田舎青年の声を杜汶澤(チャップマン・トー)がしてたらしいんです…
 当時は面白くないからということでVCDしか買っていないmonical。香港発売のDVDにはそのバージョン、入っていたんでしょうか。ご存知の方は是非お知らせください!

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【2007/04/28 14:47】 | 日本タイトル 「あ」行 | トラックバック(0) | コメント(12) | page top↑
『イノセントワールド―天下無賊―』 G.W.公開
20070228210622.jpg 2004年の中国映画『イノセントワールド―天下無賊―』馮小剛(フォン・シャオガン)監督作 の試写に行ってきました。
 う、香港で劉徳華(アンディ・ラウ)が広東語を自分の声で喋ってる『門徒』を観てご満悦で帰ってきのに、またまた『墨攻』状態(孫大川さんって人が北京語吹き替え)、あはは。
 しかもアンディ、2/3は長髪のカッパみたいなヅラです(爆)。
 でも面白かった〜。少なくとも2004年、リアルタイムで香港銅鑼湾の皇室戲院で観た時よりはずっと評価が上がりました(字幕が上手なんだと思います。それに当時は『カンフーハッスル』にコーフンしていたので)。素晴らしいスピード感。まさしく現地のクリスマス〜お正月公開映画に相応しいエンターテインメント性。独特のカメラワーク。
 小さな試写室の最前列で観るには顔もスリのテクニックも“どアップ”が多すぎて目の焦点が合わない気分でしたー。あやうく船酔い状態(笑)。あ、これ、アンディと劉若英(レネ・リウ)の泥棒カップルの愛と珍?道中の物語です(アバウトですみません)。
 リアルタイムで観た時には気づかなかったんですが、物語の中で一手に癒し役を引き受けている王宝強(ワン・パオチャン)って青年が“ビビる大木”に激似で(爆)。
 アンディがヘンな頭でも、これが初共演となる台湾の演技派レネとのバランスは非常によかったです。レネは上手い!
 友情出演という割には、お話に欠かせないアンディの好敵手となるドロボー集団のボスを出ずっぱりで演じている葛優(グオ・ヨウ)は、シャオガン作品お手の物でかるーくコメディ・リリーフに徹しています。
 これは“This is 香港芸能人”アンディが単身中国映画に乗り込んで主演、しかも張藝謀(チャン・イーモウ)の『LOVERS』と立て続けだったことで、香港映画界にとっては当時大ニュースな作品でした。
 いえ、単身と思っていたらアンディのFocus Filmも出資しているし、心細かったのか(笑)Focus所属俳優、最近はいつも漏れなくセットって感じの林家棟(ラム・カートン)もドロボー役で登場してます。
 2004年12月、香港では立て続けにアンディのドロボー・カップル映画が公開されたんですが、そのもう1本のオシャレな『イエスタディ、ワンスモア』と見比べてみるのも面白いと思います。『イノセント〜』もやっぱりラストは“愛の博士”(爆)。オープニング主題歌がなんたって小野リサの“ラ・ヴィ・アン・ローズ”(オリジナルがこれだったんです)でベタベタにロマンティックを予感させます。香港の映画館でひとり「むふ」ってニンマリしたのを思い出しました。
ゴールデンウィーク公開(4月下旬から)とはいえ、今のところ東京はQ-AXシネマ、大阪はシネマート心斎橋。もっと大々的に公開しないともったいない作品だと思います…。

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【2007/02/28 21:32】 | 日本タイトル 「あ」行 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
【ウィンターソング】みんなの感想
 しばらくのご無沙汰でした。「ユンピョウ」ドラマはあと少しなんですが最後の追い込みに突入してます。

 さて、ずううっと気になっていたのですが金馬賞で最優秀監督賞他、多部門で受賞を果たした『ウィンターソング』の皆さんの感想をお待ちしています。
 なぜだかmonicalにはマスコミ試写状が来なかったので日本語字幕ではまだ見ていないのですが、春の香港国際電影節で見た時の印象を簡単に。陳可辛(ピーター・チャン)バースデー記念かって(爆)

【もにかるの感想】
 まず本当に画面が美しかったということ。特に最後のクライマックスシーン、雪がハラハラ空から舞い落ちるシーンが大好きでした。

 久々に金城武クンの歌を聞きましたが張學友(ジャッキー・チュン)にオペラのごとくあぁ朗々と歌われてはかないません(笑)。それでも周迅(ジョウ・シュン)とのデュエット主題歌が金馬賞の主題歌賞に。世の中には彼が昔タラリラ・アイドル(←なんとなくのmonicalの印象:笑)だったりCDを出していたりしたのを知らないファンには「歌うタケちゃん」がこの作品で強烈に刷り込まれたのではないでしょうか。サントラを聞きなおしましたが、ものすごいエコーかかってますー(爆)。

 香港で見た時には「相変わらず周迅(ジョウ・シュン)は演技が上手いなー」と単純に感じたのですが章子怡(チャン・ツィイー)と同じくあまりに出演本数が多くなってきてやや食傷気味(笑)。原点である「ふたりの人魚」(98)のフレッシュさはもうどこにもありません(当前だけど)。そう言えば先日、現在撮影中の現場を中田ヒデが訪問して不思議なツーショットを見たなあ(笑)。

 賛否両論のミュージカルシーン、monicalはまるでインド映画を見るように目で楽しみました。ってこの振り付け、インドの先生だったですねー、やっぱり。でも本当に色鮮やかなシーンでした。

 さて、金城クンですが…。うーん、まだ何か突き抜けていない感を受けたmonical。周迅(ジョウ・シュン)をかき抱き涙を流すシーンは感動的でしたが、ほかのシーンは他の色々な主演作と演技の質があまり違わないように感じました。ま、それが彼の持ち味と言ってしまえばそれまでですが。これまた周迅(ジョウ・シュン)と同じく「恋する惑星」や「天使の涙」の彼がいちばん好きなんだなー。初登場の時のインパクトを越えるって大変なことなんだなーと思います。タケちゃんは逆に50歳くらいになった時に期待してるんですが、そこまで俳優を続けているかしらん(爆)。

 観てから半年も経って書く感想って非常にアバウトではありますが、逆にそれが純粋な第一印象だったんだって思います。半年間に作品に関するいろんな情報がインプットされていますから、それを踏まえて改めて鑑賞したらまたニュアンスの違う感想が飛び出すかも知れません。劇場に観に行く時間が取れるか心配です。この作品は圧倒的にDVDで観るより劇場の大きなスクリーンで見るべきものだと思うから…  
【2006/11/28 13:26】 | 日本タイトル 「あ」行 | トラックバック(0) | コメント(12) | page top↑
みんなの感想:『愛と死の間で』
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『愛と死の間(はざま)で』
公開前試写会や劇場(シャンテシネ)でご覧になった時の感想をお寄せください。
10行以内でコンパクトにお願いします。

以下、2005年10月のエントリーを転載します。東京国際映画祭では『愛していると、もう一度(中文原題の直訳)』のタイトルで上映されました。2005-10-21のこのエントリーにいただいた映画祭での感想コメントはこちらをご覧ください。今回の劇場公開の感想コメントは本日のコメント欄にお願いします。

★2005年10月29日東京国際映画祭上映時の記事★

『愛していると、もう一度』駅貼り 「号泣」というウワサを聞いていたので、しっかりタオルのハンカチ用意しましたが、それほどでも。上映後のダニエル・ユー監督のティーチイン劉徳華(アンディ・ラウ)の二役について客席から「キャラの違いがはっきりしない」と鋭いツッコミがあった通り、どちらも《愛していながら愛情表現が不器用というか、そういつもいつも「愛している」と言わないタイプの男性》で、お医者さんの彼が美容師の彼のフリをしていることに、しばらく気づかなかったバカなmonicalです。
 阿Sa(蔡卓妍シャーリーン・チョイ)とは下手したら親子ほどの年齢差で心配していましたが、思ったほど違和感ありませんでした(笑)。
 本作は今回の映画祭のアジア映画の中で最後に日本に到着したもので、完成状態を見ないままオーチャードホール上映に踏み切ったのは、主催者にとっては非常にハイリスクなことだったようです。が、ギリギリゆえに、開幕早々から何度も上映することができないという予測の元に組まれた会場と上映日だったのではとmonicalは推測します。
『愛していると、もう一度』ダニエル・ユー監督 アンディの来日がかなわなかったのは残念ですが、俳優としてではなくFOCUS FILM社長、映画人・劉徳華の立場と方針がその分よくわかったティーチ・インでした。
 号泣・愛のドラマが流行している昨今、市場の要求に合わせた非常に商業的な作品と言えるでしょう。きっとその収益を、無名の新人たちの製作支援にまわすのだろーなー、なんて考えていました。
※写真はティーチインに登場したダニエル・ユー監督 photo by monical

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【2006/08/12 00:16】 | 日本タイトル 「あ」行 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
『愛と死の間で』アンディ・ラウ出演・掲載情報
 ってもうエントリー更新しないつもりでいましたら、劉徳華(アンディ・ラウ)怒涛のプロモーション活動の成果、つまりテレビやラジオや雑誌や新聞の今後の予定が公式ブログで発表になっています。公開初日まで夢を引っ張ります

 日比谷近辺にお勤めのお友達、大切な人を亡くしたお友達、周囲の40代男性諸君(笑)、シャンテシネ・ファン…どうぞ沢山の“香港映画食わず嫌いさん”に今から伝道してくださいませ

                 20060727212604.jpg

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【2006/07/27 21:26】 | 日本タイトル 「あ」行 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
『愛と死の間で』監督インタビューで聞き出しちゃいました!
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劉徳華(アンディ・ラウ) 余偉國(ダニエル・ユー)   仲良しこよし〜

『愛と死の間で』余偉國(ダニエル・ユー)監督インタビュー採録
※余偉國(ダニエル・ユー)= monical= カッコの中は毎度のmonical心の声&解説 

M:ではまず、この作品について伺います。(のっけからアンディのこと聞いちゃ失礼だもの)この作品を演出するにあたって最も意識したことは何でしょう?

D:絶対面白い作品にしなくちゃ、興行的に成功させなきゃということ以外にありませんでした。なぜなら自分はずっとプロデューサーとして活動してきたからです。監督をするのはアイデンティティの逆転です。プロデューサーはリーダーとしていい悪いと批評する立場ですが、監督は逆に批判される立場になるわけで、相当なプレッシャーでした。

M:ところで会見でも話の出たラストのコウ(アンディ)がオレンジを食べるシーン、あぁいうちょっとしたアイディアは最初から脚本に含まれているのでしょうか?

D:このシーンは脚本にありましたが、オレンジを小道具に使うというのは現場で僕が思いついたんです。

M:出来上がってから、あーあそこはもう少しこうすれば良かったな、という反省点はありましたか?

D:セリフですね。ちょっとシンプルすぎたと思っています。もっと時間をかけて言葉を吟味し、深い言葉を使ったら作品の趣旨がもっと良く伝わったでしょう。

M:最終的に脚本は第何稿だったか覚えていますか?

D:覚えているのは、常に脚本に手を加えていたということですね。

M:いわゆるホンコン・スタイルですか?(笑)

D:いえ、そういう意味ではなくて、監督というのは常に少しでも良くしたいと考えているので、アイディアが出る度に書き直したりするわけです。撮影前に基盤として完成した脚本は必要ですが、伝える手段としてのセリフは毎日ブラッシュアップしていました。物語の叙情的な部分はセリフだけではなく映像的にも詩的な表現を求めながら、しかもリアルな生活感も出さなくてはなりません。その両方をバランス良くするにはどうしたらいいか、毎日それを考えて頑張りました。

M:やはり俳優としてのキャリアがいちばん浅い蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)に対する演出や演技指導は大変でしたか?

D:いえ、まったく。彼女には演技の天分があります。逆にやりやすかったくらい。僕が思うには彼女のフィルモグラフィの中でこの作品が最も女性らしい部分を引き出していると思います。しかも主婦役ですから、彼女の女らしさを表現するには良い手段だったでしょう。


20060726204055.jpgM:では次に監督のプロフィールについて。まず生年月日を教えてください。

D:1963年4月10日です。

M:記者会見でアンディさんが「彼とは同級生」って言っていましたけれど、いつの同級生ですか? (だってアンディは61年生まれ…)  

D:中学です。

M:あらま〜(笑)そりゃ長い付き合いですねー。(学年は一緒じゃないってことかな) ダニエルさんのこの業界でのいっちばん最初の仕事はアルバイトも含めて何だったんですか?

D:コンティニュイティ(記録係)です。 (M註:連続するシーンとシーンの継続したつなぎ目に不一致が出ないように記録する)21歳くらいの時かな。


M:アンディさんとはなぜそんなに長く続けられたんでしょう。例えば2人の性格が全く逆だから補い合えたとか…。

D:言えるのは二人とも“いい人”で誠実であるということです。どちらも結構飲み込みは早い方だし。短所・長所の補い合いという関係ではありません。共通点が実に多い似たもの同士です。純粋な子供時代からの幼馴染みですから、その友情を互いに大切にしてきました。一緒に成長してきましたし、根が誠実なので誰かを騙したりしない。どちらかと言えば一緒に騙される方です(笑)。ビジネスだけの商業的な繋がりではないということです。そういう経験を通して共に純粋な気持ちで友情を温め成長してきました。

M:すばらしい!中学生の時って例えばどんな遊びを一緒にしていたんですか?例えばバスケとか?

D:サッカー、テニス、バスケ、バレーボール…

M:球技ばっかりですね(笑)。

D:舞台劇も一緒にやってました。

M:あー、知ってます知ってます。(アンディは学生時代から演劇部で活躍していた。そこで一緒だったんだぁ) で、女の子を追っかけたりとかは?

D:当然一緒にやってました(爆)。よく一緒にパーティに行ってました。当時は「サタデーナイト・フィーバー」とか「グリース」とかの時代だったから、よく真似して踊ったなぁ。

M:2人の仲の良さは十分にわかりました。重複するかもしれませんが、ダニエルさんから見てアンディの最大の強みは何だと思いますか?

D:圧倒的に誠実であるということです。そして常に向上心を忘れないこと。同じやるなら成功しなくちゃ意味ないと考えている。強い意志とナンバーワンになるという目標があるからこそ自制心も人一倍。俳優としても歌手としても、何をやるにもナンバーワンになりたいと思っています。どの時点でも満足しなくて、常に上へ上へと前向きなんです。だからいつも新しいものへの挑戦を忘れない。俳優としても未だに新しいジャンルやイメージにチャレンジし続けています。


M:会見でアンディが「お金のことは全部ダニエルに任せている」って言ってましたけれども、それってもしかして『メイド・イン・ホンコンン』の時代からそうでしたか?(M註:フルーツ・チャン監督に、倉庫に眠っていた古いフィルムを提供した)

D:他社から出演オファーがあった時は彼と彼のマネジメントで意思決定しますが、フォーカス・フィルムにおいては僕がプロデューサーとして主導権を持っています。だから『メイド・イン・ホンコン』の時もそうでした。(なるほど!これで次の話に繋がるぞ)

20060727103949.jpg(monical、おもむろにバッグからヨンファン監督の『妖街皇后(ブギ・ストリート)』(95未)のプレスシートを取り出す。驚くダニエルさん)M:実は私、まったく気づかなかったんですが、『愛と死の間で』のプレスシートにダニエルさんがこの作品に関わってらしたと知りました。この時、脚本がフルーツ・チャンだったんですね!

D:そう、僕が彼を誘って書かせたんですよ。

M:わぁ、それで私の中で香港映画界の人の繋がりがスッキリしました(笑)。嬉しいわぁ(爆)。本当に貴重なお話をありがとうございました! 楽しかったです。



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【2006/07/27 10:23】 | 日本タイトル 「あ」行 | トラックバック(1) | コメント(6) | page top↑
『愛と死の間で』監督インタビューで聞き出しちゃいました!
20060726204731.jpg 『愛と死の間で』
8月12日より日比谷シャンテ・シネにてロードショー 
2005年香港 1時間42分 配給:ムービーアイ
監督:余偉國(ダニエル・ユー)
共同監督:李公樂(リー・コンロッ)
脚本:余偉國+李公樂
出演:劉徳華(アンディ・ラウ)、楊采妮(チャーリー・ヤン)、蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)、黄秋生(アンソニー・ウォン)

20060726204055.jpg 余偉國(ダニエル・ユー)
 香港映画プロデューサー。CMやMTVの演出も多く手がける。91年にアンディ・ラウらと映画制作会社“天幕(チームワーク)”を設立。また新たにアンディ、陳佩華(チャン・プイワー)らと共に2002年に“映藝娯樂(フォーカス・フィルム)”を設立し、中国との合作にも着手。2005年、新進の育成を目的とした“アジア新星流”プロジェクトを発足し業界の注目と期待を浴びている。




チームワーク(天幕)&フォーカス・フィルム(映藝娯樂有限公司)の製作・配給作品 
青字はアンディ・ラウ出演作  
1991 アンディ・ラウ 神鳥伝説  霸道縱圈別ぁ
1992 アンディ・ラウ 神鳥聖剣     機Boy小子之真假威龍(未)
1993 アンディ・ラウ スター伝説     疊影惊情(未)
20060726222623.jpg1996 1/2次同床(未)監督:ダニエル・ユー 写真FocusFilmsLtd. 
1997 メイド・イン・ホンコン  垃圾年頭(未)  月未老(未)
1998 花火降る夏  詩人の恋
2000 ファイターズ・ブルース  等等等等(未)  惑星軌跡(未)
2001 フルタイム・キラー  ダンス・オブ・ドリーム
2002 走火鎗(未)  哥哥(未)
2003 福伯(未)  給他們一個機會(未)友情出演:アンディ・ラウ
2004 ベルベット・レイン  追蹤眼前人(未)
2005 Joni's Promise(未)  十七歲的夏天(Aサイド、Bサイド、シーサイド:東京国際映画祭)  愛と死の間で  靴に恋する人魚:アジア新星流(台湾)ナレーション:アンディ・ラウ
2006(製作中〜完成) 師拉唔易做:アジア新星流(香港) 「愛と死の間で」共同監督、李公樂監督作 友情出演:アンディ・ラウ  瘋狂的石頭:アジア新星流(中国)  太陽雨:アジア新星流(マレーシア)  愛情故事:アジア新星流(シンガポール) 念你如昔  Singapore Gaga  得琉茶:アジア新星流(香港)友情出演:アンディ・ラウ  父子    

 さて、敢えてフォーカス・フィルムのしてきた仕事の全容を記したのは、これだけ多くの作品について余偉國(ダニエル・ユー)と劉徳華(アンディ・ラウ)は共に苦楽を共にしてきたことをまず念頭に置いていただきたいからです。
 記者会見の時にアンディがダニエルを指して「同級生」と言っていたのでビックリ。インタビューはそのあたりから始まりました。ミーハーに終始してしまった30分ピッタリ。その模様は次のエントリーで。今、ぜーぜー、起しているところです。今日中にできるかなぁああ

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【2006/07/26 22:11】 | 日本タイトル 「あ」行 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
『愛と死の間で』アンディ・ラウ シークレット・ライヴ
 大変お待たせいたしました。7月25日夜6時半過ぎから渋谷のタワーレコードで開催された、劉徳華(アンディ・ラウ)のシークレット・ライヴの模様(と言っても写真がメイン)をお届けします。
公式ブログにトークが採録されていますこちら
 思わず忘れそうになりますが(爆)、これは8月12日から日比谷シャンテシネで公開となる彼の主演作『愛と死の間で』のPR活動の一環なので取材させてもらった身としては、まずはこのヴィジュアルを出して義理を果たさねば(笑)。 

20060726122402.jpg20060726122423.jpg 今回のシークレットライヴはタワーレコードでアンディ関連指定商品の購入者に応募権利があって、抽選で200人が選ばれ招待されました。椅子席50人、立ち席150人といったバランスのようでした。
 ライヴはこの作品の主題歌、作詞も担当した『再説一次我愛你(愛しているともう一度)の披露が主たる目的です。ま、そんなことはファンにはどうでもよくなっちゃってるんですけど(笑)。
 司会は会見、握手会と同じく襟川クロさん、通訳は香港から同行した辻村哲郎さん。
 会場はすでにコンサート会場の様相で、招待客は蛍光棒やら団扇やらパネルやら持参。襟川さんの音頭で呼び込む時の掛け声は「アンディ」ではなく「わーちゃ〜い(華仔:香港での愛称)です。 

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 記者会見の時に見せてくれたペンダントのマジック、24日の握手会ではなく、ライヴ会場で再び。クロさん何度も挑戦しますが、なかなか上手かないのもご愛嬌。
 そしていよいよナマ歌タイム。事前のマイクチェックもバッチリ。本当のコンサートの様に主題歌を熱唱してくれました。もちろんアンコールありで、ファンが喜ぶ『愛你一萬年』。その模様をどうぞ。
 なにしろmonicalはプロのカメラマンではないのでデジカメで連写。気づけば350枚。多すぎて途中でセレクトに疲れました(笑)。美しい写真は、予想される雑誌などで堪能していただくとして、ここでは速報です。

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   そ・そこまで熱唱(笑) 
(all Photo by monical HongKong Addict Blog 禁:無断転載 この取材は主催者の了解を得て掲載しています)


 monicalの周囲の男性カメラマンたち(新聞とか週刊誌とか)は何度も映画の記者会見でアンディを見ていても、歌を聴くのは恐らく初めての人ばかり。彼らが意味不明に「すげぇ」とつぶやいていたのを聞き逃しませんでした(爆)。
 アンディのこの本気。もしかしたら歌いながら「そう言えば日本でしばらくコンサートやってないなー、やろっかなー」と思ってくれていたら嬉しいのですが。って呼び屋さんが動いてくれないと話しにならないんですけどね…(レコード会社がついてないから)。

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【2006/07/26 13:46】 | 日本タイトル 「あ」行 | トラックバック(0) | コメント(14) | page top↑
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