「男兒本色」と張震嶽(チャン・チェンユエ)
【 東京国際映画祭2007】
忘れたころの東京国際映画祭レポートです

提携企画の“香港映画祭”。よくよく考えれば、たった4本(うち「父子」は昨年の再映)で“映画祭”(笑)。その規模であれだけのゲストって異様に豪華
だった、ということです。
せっかくオープニングに謝霆鋒(ニコラス・ツェー)、余文樂(ショーン・ユー)、房祖名(ジェイシー・チェン)の主役3人が来たのに「男兒本色」の上映の時は舞台挨拶がなくて、ブーイング
を予想していたのですが、レッドカーペットやオープニング・セレモニーがあまりに充実して楽しかった
からか、ことのほか問題も噴出せず、実に平和で幸福な数日間でした。
特に上映後のロビーで皆さん一様にキラキラ興奮していて(笑)とても好評で、本当に嬉しかったです。誰もが「そーよ、香港映画はこーでなくちゃ」「いやー、いいものを見せてもらいました」…そんな感じでした。
最大の勝因は、あれだけ派手なアクションやドンパチをオーチャードホールの大スクリーンで日本語字幕で (手前味噌:笑)見られたこと。2時間という長さをまるで感じさせない、息もつかさぬスピーディでスリリングな展開。ニコラスの婚約者とジェイシーのおばあちゃんとショーンの彼女(同僚)と、女性はが目立ちすぎず出てくるだけの、まさに“男の本領(男兒本色)映画”。それを強力に後押ししたのは呉京(ウー・ジン)と安志杰(アンディ・オン)の熱演。香港男児と中国男児の広東語と北京語の対峙というのもとっても効果的でわかりやすかったし。今更ながら、本当に広東語と北京語って音から受ける印象が違うよなーと思いました。
久々登場の感があった鄭浩南(マーク・チェン)や本当に警察学校出身の林嘉華(ドミニク・ラム/悪の根源の警察幹部)も渋かったし、 ニコラスの“おじき”役の廬惠光(ケネス・ロー)がいつもの助演よりずっと出番が多かったし(爆)、本当に男の映画でありました。あー、舞台挨拶に陳木勝(ベニー・チャン)監督も来ていたら、どんなに盛り上がったでしょう
おっとコーフンが甦ってしまいました(笑)。こう書きながら、実は上映までに翻訳しながら度々本編を見ていたもので「このあとは●分間、ずっとドンパチだった」と知っているmonical、あの耳をつんざくような大音量(本当に効果音がすごすぎて:苦笑)の中、時々睡魔に襲われた
ことを白状します
さて最後に流れた主題歌
、いい意味とても泥臭くてこの作品の雰囲気にピッタリでした。なにしろ主演3人ともが歌手でもあるので、誰かのソロを主題歌にするというわけにもいかなかったのかも知れませんが、だとしたら怪我の光明。
これを歌っていたのは台湾・原住民族のアーティスト、張震嶽(チャン・チェンユエ)。エンドロールで確認したらタイトルは“再見”
でした。なにしろ彼、5年もアルバム出していないので、すっごく驚いちゃって
9月上旬に香港現地で発売された《男兒本色 香港限定版DVD》 には金馬奬・オリジナル音楽賞にノミネートされているサントラがついていますが残念ながらこの曲は収録されていません。
“男兒本色マニア
”の方は11/7に日本盤(訳詩つき)がロックレコードから発売になりました。是非そちらを。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2601842
チャン・チェンユエ 「OK」
2520円
2007/11/07発売
ロックレコード(ジャパン)
CD番号:RCCA-2191



提携企画の“香港映画祭”。よくよく考えれば、たった4本(うち「父子」は昨年の再映)で“映画祭”(笑)。その規模であれだけのゲストって異様に豪華

せっかくオープニングに謝霆鋒(ニコラス・ツェー)、余文樂(ショーン・ユー)、房祖名(ジェイシー・チェン)の主役3人が来たのに「男兒本色」の上映の時は舞台挨拶がなくて、ブーイング


特に上映後のロビーで皆さん一様にキラキラ興奮していて(笑)とても好評で、本当に嬉しかったです。誰もが「そーよ、香港映画はこーでなくちゃ」「いやー、いいものを見せてもらいました」…そんな感じでした。

久々登場の感があった鄭浩南(マーク・チェン)や本当に警察学校出身の林嘉華(ドミニク・ラム/悪の根源の警察幹部)も渋かったし、 ニコラスの“おじき”役の廬惠光(ケネス・ロー)がいつもの助演よりずっと出番が多かったし(爆)、本当に男の映画でありました。あー、舞台挨拶に陳木勝(ベニー・チャン)監督も来ていたら、どんなに盛り上がったでしょう

おっとコーフンが甦ってしまいました(笑)。こう書きながら、実は上映までに翻訳しながら度々本編を見ていたもので「このあとは●分間、ずっとドンパチだった」と知っているmonical、あの耳をつんざくような大音量(本当に効果音がすごすぎて:苦笑)の中、時々睡魔に襲われた


さて最後に流れた主題歌

これを歌っていたのは台湾・原住民族のアーティスト、張震嶽(チャン・チェンユエ)。エンドロールで確認したらタイトルは“再見”


9月上旬に香港現地で発売された《男兒本色 香港限定版DVD》 には金馬奬・オリジナル音楽賞にノミネートされているサントラがついていますが残念ながらこの曲は収録されていません。
“男兒本色マニア



2520円
2007/11/07発売
ロックレコード(ジャパン)
CD番号:RCCA-2191
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