《香港電影金紫荊獎》授賞式、中国杭州で開催?!
【 金紫荊獎】
香港映画界にしてみたら中国はお金を生む大きくて魅力的なマーケットですから、
This is 香港映画な、中国映画とはちがった特徴をもつ作品を盛大にアピールする“はず”です。
なぜなら香港の旧正月映画、《家有囍事》シリーズ(92年版『ハッピー・ブラザー』、97年版『ラッキー・ファミリー』、そして今年の《家有囍事2009》)がラインナップに入るらしいという記事を見つけたからです。
この流れで、映画祭期間中(最終日?)に中国政府の援助を得て、香港電影金紫荊獎の授賞式が開催されることになったようです。
ちなみに香港電影金紫荊獎・・・ゴールデン・ボーヒニア賞は1996年に香港影評人協會(映画評論家協会=電影評論學會とは別モノ)の主催でスタートしたのですが、12回目を迎えたおととし(2007年)が最後で去年はとうとう開催されず、協会のHP上で中国語映画TOP10と外国語映画TOP10が発表されるにとどまりました。
だからてっきりフェイドアウトするのかと思っていたわけで、今回、中国の協力を取り付けて復活したのは一応めでたい、ということにしておきましょう(笑)。
でも結果が中国寄りだったりしてね、ヒソヒソ・・・
【資料】香港影評人協會2008年度(2008/01/01~12/30) 十大華語電影
1. 集結號 /Assembly(戦場のレクイエム):中国
2. 天水圍的日與夜 /The Way We Are(生きていく日々:映画祭タイトル):香港
3. 海角七號Cape No.7:台湾
4. 性工作者2:我不賣身,我賣子宮 /True Women For Sale:香港
5. 文雀 /Sparrow:香港
6. 烈日當空 /High Noon:台湾+香港
7. 証人 /The Beast Stalker:香港
8. 一個人的奧林匹克 /The One Man Olympic:中国
9. 非誠勿擾 /If You Are My Match:中国
10. 保持通話 /Connected:中国+香港