陳可辛(ピーター・チャン) カンヌで計画明かす
【 ♂ 「は」行】
日本では2007年作品の『ウォーロード 男たちの誓い』がいま公開中の陳可辛(ピーター・チャン)監督。
でもきっと監督にとっては遠い過去の作品でしょう。
何度も引用してすみませんが、爾冬陞(イー・トンシン)監督が「年がら年中、映画のことしか考えていない監督」の一人に挙げていたくらいですから、はてさて今後の計画は?といつも気になる存在です。
●今年2月中国に、中国映画界のキーマンたちと“人人電影”を設立し(映画のデパートを目指すそうです:笑)、投資者の自殺で宙に浮いていた2003年企画作品《十月團城》を第一作にすると発表。ピーターさんは製作で監督は当初2003年からの予定どおり陳徳森(テディ・チャン)になります。
出演は甄子丹(ドニー・イエン)、黎明(レオン・ライ)、謝霆鋒(ニコラス・ツェー)、梁家輝(レオン・カーファイ)、曾志偉(エリック・ツァン)、任達華(サイモン・ヤム)、胡軍(フー・ジュン)、王学圻 (ワン・シュエチー)、范冰冰(ファン・ビンビン)ほか、という豪華版。しかも4300万人民元(6億円くらいかな)を投じて1905年の香港・中環(セントラル)を再現したセットを作るそうで、今から見たくてムラムラします(爆)。
さて、ここまでの内容は先だっての香港フィルマートの製作発表会見(monicalはイー・トンシン監督インタビューで取材できず)で発表されたもの。今日のニュースでは、カンヌ映画祭でさらに明らかにされた今後の4本が報じられています。
●ピーターさんがメガホンをとるのは魔幻大戦片(SF戦記もの)《鐘馗》
●プロデュース作品と明記されているのは古裝武俠片(アクション時代劇)《血滴子》 (監督は林超賢/ダンテ・ラムに決定)
清代の少年特攻隊?の青春が描かれる「らしい」です。
ほかに
●懸疑凶殺片(スプラッター・サスペンス映画とでも訳しましょうか)《皇后大道開膛手》
香港版「切り裂きジャック」。海外との合作で主演(って、ジャックのこと?)は外国俳優の可能性大。
●現代都市喜劇片(シティ・ラブ・コメディ)《財神》
金融危機の悲喜こもごも。夫人の呉君如(サンドラ・ン)を是非ともキャスティングしてほしいなぁ。
“鐘馗”の意味がわからなくて調べてみたら、
「鐘馗(しょうき)とは伝説の人物であり
中国の唐時代に玄宗皇帝を厄病妖怪から救ったと言われる」
とありました。
なるほど、時代劇の次は
監督にとって未開のSF映画なんだと妙に納得(笑)。
現在、あらすじ(プロット)はできあがっていて、
ロケハン(中国)とキャスティングの最中のようです。
年末クランクインということは・・・
2010年のクリスマス~2011年旧正月映画、といったところ?
先だなぁ・・・
でもきっと監督にとっては遠い過去の作品でしょう。
何度も引用してすみませんが、爾冬陞(イー・トンシン)監督が「年がら年中、映画のことしか考えていない監督」の一人に挙げていたくらいですから、はてさて今後の計画は?といつも気になる存在です。
●今年2月中国に、中国映画界のキーマンたちと“人人電影”を設立し(映画のデパートを目指すそうです:笑)、投資者の自殺で宙に浮いていた2003年企画作品《十月團城》を第一作にすると発表。ピーターさんは製作で監督は当初2003年からの予定どおり陳徳森(テディ・チャン)になります。
出演は甄子丹(ドニー・イエン)、黎明(レオン・ライ)、謝霆鋒(ニコラス・ツェー)、梁家輝(レオン・カーファイ)、曾志偉(エリック・ツァン)、任達華(サイモン・ヤム)、胡軍(フー・ジュン)、王学圻 (ワン・シュエチー)、范冰冰(ファン・ビンビン)ほか、という豪華版。しかも4300万人民元(6億円くらいかな)を投じて1905年の香港・中環(セントラル)を再現したセットを作るそうで、今から見たくてムラムラします(爆)。
さて、ここまでの内容は先だっての香港フィルマートの製作発表会見(monicalはイー・トンシン監督インタビューで取材できず)で発表されたもの。今日のニュースでは、カンヌ映画祭でさらに明らかにされた今後の4本が報じられています。
●ピーターさんがメガホンをとるのは魔幻大戦片(SF戦記もの)《鐘馗》
●プロデュース作品と明記されているのは古裝武俠片(アクション時代劇)《血滴子》 (監督は林超賢/ダンテ・ラムに決定)
清代の少年特攻隊?の青春が描かれる「らしい」です。
ほかに
●懸疑凶殺片(スプラッター・サスペンス映画とでも訳しましょうか)《皇后大道開膛手》
香港版「切り裂きジャック」。海外との合作で主演(って、ジャックのこと?)は外国俳優の可能性大。
●現代都市喜劇片(シティ・ラブ・コメディ)《財神》
金融危機の悲喜こもごも。夫人の呉君如(サンドラ・ン)を是非ともキャスティングしてほしいなぁ。

「鐘馗(しょうき)とは伝説の人物であり
中国の唐時代に玄宗皇帝を厄病妖怪から救ったと言われる」
とありました。
なるほど、時代劇の次は
監督にとって未開のSF映画なんだと妙に納得(笑)。
現在、あらすじ(プロット)はできあがっていて、
ロケハン(中国)とキャスティングの最中のようです。
年末クランクインということは・・・
2010年のクリスマス~2011年旧正月映画、といったところ?
先だなぁ・・・

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せんきちさん
なにしろ端午の節句とは無縁ゆえ(桃の節句も無縁に近いが)、まるで存じませんで。
こういう題材があちらで映画やドラマになるときは“インスパイア”に形を変えちゃうんですよね~。
鐘馗さま
鐘馗さま、日本でも端午の節句には付き物の人物です。
説話で有名なのは「鐘馗嫁妹」ですが、1996年の台湾のテレビドラマ『天師鐘馗』では、「鐘馗嫁妹」と「倩女幽魂」がドッキングしたエピソードに変貌していました。