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日本タイトル 「ら」行

【 日本タイトル 「ら」行 】 記事一覧

今夜のSMAP×SMAPにトニー・金城登場!

日本タイトル 「ら」行

もうとっくにご存じですね。
今夜のスマスマのビストロSMAP梁朝偉(トニー・レオン)と金城武が登場し、
中居クンも真面目に演技のことについて質問しているそうです。

さて、世の中に三国志ファンがいかに多いかを痛感する今日この頃。
どこに行っても『レッドクリフ』にメチャクチャ期待している、という
“アジア映画ファンじゃない人たち”の意見を多く耳にします。

金曜日にヘアサロンに行ったのですが、いつも映画やインタビューの雑誌を揃えておいてくれていまして、いろいろな雑誌でこの2人がセットで登場していました。
あまり映画の話をしたことがなかった、無口な担当スタイリストさん(40代男性)も
「実は三国志ファンで…」。
思わず口角泡を飛ばして力説してしまいました、呉宇森(ジョン・ウー)美学(笑)。

【CUT】の、二人が写っている見開きページをガッと開いて、トニーを指さしながら
「ねぇ、この人、これで46歳なのよ。周瑜役。」

はい、美容師さん絶句していました(笑)。

「周瑜ってイケメンなんですよね。なるほど。
それにしても金城君とそう違わない年に見えます」

それに対しmonical、
「大丈夫。画面からはみ出すようなアップシーンが多くて、毛穴で年齢差はわかるから。
ちゃんとトニーは年相応の貫禄あります」(爆爆)。

ちなみに、しつこいようですが、
キネマ旬報最新号には「三国志」と『レッドクリフ』の対比(監督のエピソードのピックアップの仕方)を平岡正明さんがお書きになっていて、とても興味深かったです。
アジア映画はファンじゃないけれど、三国志の熱狂的なファンという人たちに予習として読んで欲しいけれど、彼らが本屋さんでキネ旬を手にするかなぁ。

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『レッドクリフ』にも日本語吹替版登場

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映画のポータルサイトをふらふらしていたら、新着情報として『レッドクリフ』の日本語吹替版も上映されることになっていました。

今ちょうど“吹替版上映の増加”の原稿を書いているもので、おぉおおおっ、と思ってしまいました(笑)。

完成披露試写会の時点ではまだ完成していなかったと推測しますが、
なにしろ中国の歴史もので登場人物も多いし、字幕では説明しきれない部分もありますから、吹替版の方が物語の内容や人間関係は把握できそうな気がしています。

monicalはなにしろ上映3分前まで「周瑜」を読んでいたのが我ながら大成功で(笑)、登場人物を把握できたのでよかったですが、いきなり見たらやっぱり混乱するかも…。
NHKの大河ドラマのように、人物の名前が字幕で出たらいいのになぁ

ちなみに字幕の方も完成披露試写会以後、きっと反応を見てブラッシュアップしているのでは、と想像しています。なにしろ製作費も宣伝費も半端じゃない超大作ですから、それなりに関係者も神経質になっているはず(笑)。

続編の公開もいずれあるわけですから、ここはひとつ、字幕版と吹替版の両方を堪能しておいた方がいいかもなぁ、と素直に思うmonicalなのでした。

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『レッドクリフ』 会見採録

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会見のあとに3時間弱のインド映画『DON 過去を消された男』の試写に行ったもので帰宅が遅くなりました。しかも写真は連写で500枚(笑)。しょせん素人ゆえ、へたな鉄砲も数撃ちゃあたる方式。ましな数十枚の修正に手間取りましてこんな時間に…)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ここまで8/6
ここから追記 読み応えありすぎ(笑)


登壇者:

呉宇森(ジョン・ウー)監督・・・北京語
梁朝偉(トニー・レオン):周瑜・・・広東語
林志玲(リン・チーリン):小喬・・・北京語
張震(チャン・チェン):孫権・・・北京語
金城武:諸葛孔明・・・日本語
中村獅童:甘興・・・日本語
 

写真は主催者の了解を得て掲載しています(photo by monical)。  また、以下は完全採録ではありません。monicalの受け止め方で編集・構成しています。無断転載・使用はご遠慮ください。

s 080806「レッドクリフ」会見 016★会見はリッツ・カールトン東京で行われました。最近はここやペニンシュラ東京など新しい高級ホテルが会場になることが多くなっています。 でも今回に限ってはあまりにマスコミが多くて酸欠になりそうでした(笑)。 大盛況でめでたしメデタシ。





s 080806「レッドクリフ」会見 104★ s 080806「レッドクリフ」会見 109★

s 080806「レッドクリフ」会見 113★


呉宇森(ジョン・ウー) ●呉宇森(ジョン・ウー)監督
 「皆さんの応援があって20年来の夢を形にすることができました。今回は、中国大陸や台湾・香港そして日本を含め素晴らしいスタッフ・キャストに恵まれました。
この作品は三国志の中でも最も有名なエピソード“赤壁の戦い”を描いています。友情と勇気、そしてこの作品に平和への願いを託しているので出演者の名演技も併せてぜひ楽しんでください」
 「今の気持は一言では表現できません。香港映画でもハリウッド映画でも日本で取材を受けてきましたが、今日のように大勢に来ていただいたのは初めてで、とても感激しています。
 こんなに注目していただき温かい応援をくださることに感謝したいと思います。素晴らしいキャストに恵まれて良い作品が出来上がったわけですが、今日はこの会場の皆さんのサポートをひしひし感じています。今後新しい作品に臨む時も、今日の皆さんの顔を心の支えにしていきたいです。
 この作品のテーマは友情です。敵に立ち向かうには友人のサポートが重要だということをこの作品を通じて皆さんに伝えたかったのです。
 今回の作品に莫大な投資をしてくださったエイベックスにも感謝します。おかげで20年にわたる夢を叶えることができました。新しい三国志をお楽しみいただきたいと思います。登場人物はみな生き生きとリアルに描かれているので、それもぜひ感じてください」
 「私がこの作品を通じて訴えたいのは愛と友情と勇気です。戦争は残酷です。残酷なほど平和の大切さを感じるわけです。このメッセージは特に後篇で表現しています。
 もう1つ注目していただきたいのは、陣の張り方です。本で読んだことはあっても実際映像で見たことはないと思いますから、当時の兵法…船に火を放つというようなシーンなどのとてもスケールが大きな再現も楽しみにしてください。
 今回の撮影はアメリカ・韓国・日本・香港・台湾から素晴らしいスタッフが終結しています。集団の力・努力の結晶の作品です。アジアの力でハリウッドに匹敵する合作映画が製作できるということを見せつけ証明したわけです」
 「(製作費が不足して私財を投じたことについて)日本で大ヒットしたら回収できるでしょう(会場爆笑)
 この作品には特別な思い入れがあるので、どんな困難にぶつかっても必ず乗り越えていこうと思っていました。ハリウッド方式だと予算をオーバーしたらほかのシーンを削るんですが、私はそんなやり方をしたくありませんでした。すべてのシーンを丹念に準備し、そのためにスタッフも苦労を共にしたのですから、すべて一つ一つ丁寧に撮っていきたいと考えていました。ですから私財を投じましたけれども、特に気にしていません。どうせ準備の3年間は(収入がなくて)1日2食の食事がせいぜいだったのですから(笑)。
 仲間たちは十分に報いてくれました。たとえば中村さんです。現場に着いた初日にワイヤーワークをすることになり、初めてなので1回目で首をひねってしまったことを一切言わずに7・8回撮影に臨んでくれました。OKが出てから初めてアシスタントの人から聞いて、現場にいる人間すべてが中村さんのプロ精神に感動したんです。日本人の精神というものを学ばせてもらいました。
 金城さんもそうですが、事前に多くの参考書を読んで、私が見落としてしまっている部分を指摘してくれたりしたおかげで、生き生きとした人物像が出来あがったと思っています。ありがたかったです。
 トニーとは長年の貴重な友人です。現場では常に20キロの鎧を着込んでいるのに、自分のシーンではなくても休まずスタッフの面倒を見たりコミュニケーションをとったりして疲れた様子を見せませんでした。
 チャン・チェンの、理想に燃え反逆精神を持ち何事もくじけずに頑張る姿を見ていると自分の若いころを思い出しました。
 美しいチーリンは現場で素晴らしいサポートをしてくれましたし。
 すべてを総括すると、いろいろ大変なことはありましたけれども、私はこれだけ素晴らしい友人たちに支えられたから困難も乗り越えていい作品を仕上げることができました。それは私にとってお金のことよりもずっと大切なことです。
 また岩城(太郎)さんも素晴らしい音楽を作ってくれました。音楽によって映画はいっそう魅力的になりました。感謝しています。

梁朝偉(トニー・レオン)●梁朝偉(トニー・レオン)
 「全くプレッシャーというものは感じていませんでした。小さい時に三国志は読んでいました。それを再認識できたのは嬉しかったです」
 ※MCから結婚のお祝いと感想を聞かれて会場から笑い。通常、映画以外のことは聞くなと事前に釘をさすMCが自ら話を振ったから)
 「一緒にいた時間が長かったんですが、とても楽しくやっています」 一斉に拍手
 「今回監督は人々を励ますというテーマを真正面から取り上げているのがとても嬉しいです。伝えるメッセージがとても前向きだからです。たとえば団結の大切さ、平和や希望のすべてがメッセージとして映画の中に込められています」
 「資金が不足して監督が自腹を切った話は聞いていましたが、確かめることはしませんでした(会場爆笑)
 そういうことを確かめるより脚本をしっかり読みこんで役作りした方がいいかなーと思って。それに聞いたら監督によけいプレッシャーをかけるでしょうから。監督は本当に恩義に厚いいい人なんです。皆で一致団結して困難な時もとにかく楽観的に前向きに乗り越えようとしました。それが実を結んで嬉しいです」
 「(撮影で滞在したホテルで中村獅童さんと)できなかった卓球をこの機会にやりたくても、今回は取材がビッチリで時間がありません(会場爆笑) 。次の機会を楽しみにしています。実は中村さんから卓球の映画のDVDをいただきまして(註:『ピンポン』ですね)、それを観たら怖くてとても相手はできないと思いました(会場爆笑 註:確かに「ピンポン」の中村獅童は眉毛がない強烈なキャラでした)
 「今回は初めての体験をたくさんしました。これほど多くのエネルギーを必要とした作品はこれまでありませんでした。暑かったり寒かったり、乗馬も立ち回りもこなさなくてはならないし、さらに琴まで弾かなくちゃならないし、すべてがいい経験でした」

金城武●金城武
 「三国演義に登場する、色々な分野で活躍した歴史上の人物・諸葛孔明を演じました。僕が育った台湾では神様の一人として廟に祭られている存在でもあります。いろいろな孔明像がありますけれども、監督が思い描く孔明像にすることが出来たと思っています。
 監督とは初めて仕事をしたわけですが、ウー監督は最高です。オファーが来た時は本当に嬉しかったです。
 初めて監督と会ったのは、監督が『フェイスオフ FACE/OFF』でプロモーション来日された時のレセプションでしたが、一ファンとして緊張していた僕に“金城くんはどんなジャンルの映画に出るのが好きなの?”と聞かれて“コメディです”と答えてしまいまして。(会場爆笑)マネージャーに“アクションって言わなきゃ”ってつつかれました。それでも今回誘ってくださって本当に嬉しくて光栄に思っています。 
 「いかに多くの困難があっても友情や絆で必ず乗り越えられる、というメッセージは素晴らしいと思います。
 僕は前篇を見ましたが、三国志ファンとして普通に面白くて趙雲や関羽が出てくると拍手したくなるような。登場人物を知っていたら嬉しくなっちゃうと思うんです。
 アクション、ロマン、絆、友情のすべてを含んだ豊かな作品なので、どの側面から観ても面白いと思います」
 「孔明的なクライマックスは後篇。彼のさまざまな歴史的エピソードが登場すると思います。僕が演じる孔明だけはアクションシーンがないのは幸いだったんですが、なにしろ夏の撮影が本当に暑くて。小道具の団扇が役に立ってよかったです(笑)」

張震(チャン・チェン)●張震(チャン・チェン)
 「(日本語)コンニチハー、チャンチェンデス。出演のオファーを受けた時は驚きました。この作品は私にとって本格的な歴史もの、しかも孫権役です。
 驚きのあとには喜びがわいてきました。なにしろ製作費の莫大な大作で、各地域から参加する名優たちの中で孫権を演じられるんですから。
 でもその喜びは長くは続かなくて次に来たのが緊張でした。歴史上の人物を演じるプレッシャーはとても大きかったです」
「僕も後編はまだ見ていませんが、やはり見どころは最後の赤壁の戦いの場面でしょう。そこでやっと 僕もアクションシーンがあったので嬉しかったし、病みつきになりそうです。
 敵方の曹操軍のメンバーとはなかなか一緒にならないのですが、ある時ホテルでバスケットをしていたら、曹操役の張豊毅(チャン・フォンイー)が大勢を引き連れて運動していました。それが実際の撮影場面で彼が率いる猛将たちだったと現場で判明しました。
 撮影自体が本当に三国志の時代の戦争のようで味方とはいつも団結しているけれども敵陣にはなかなか踏み込めませんでした(笑)」

中村獅童●中村獅童
 「甘興役をやらせていただきました。これだけ壮大なスケールの映画に出演させていただき、早く日本の皆さんに見ていただきたいと思っていて、この日を迎えることができてとても嬉しく思っております」
 「スケールの大きさは驚きの連続で、たとえば城のロケはどこかの城を使うのかと思ったら映画のために城のセットを作ってしまうし、エキストラも何千人単位ですし、ひとつひとつに驚いていました。
 最初監督に会って話をした時、アクションはあまりないし最初の1週間はセリフ中心だからと言っていました。ワイヤーなどあるなら練習したいので事前に教えてくださいと言ったんですが、ワイヤーワークはないからと。ところが行ってみたら初日からワイヤーワーク。言ってること全然違うじゃないかと(会場笑)。あの広い大地で全速力の馬に乗って槍を振り回して、向かってくる刀を後ろに反って避けてくれ、できるか、って言われて「えっ」と思ったけれど「やらせていただきます」と。それがとても印象に残っています。
 当初の予定では数シーンだったのをどんどん増やしていただいて、アクションシーンも出番が増えていったのがとてもありがたかったです」
 「トニーさんは本当に優しくて無口なんだけれどいつも僕を気遣ってくれて(ニコニコのトニーを指して)、まさしくあーいう感じでした。
 撮影中はホテルも一緒だったので卓球をしようと言っていたんですが、時間が合わなくて出来ずじまい、食事にも一緒に行けませんでした。そうしたらクランクアップの時に連絡先とメッセージとプレゼントをいただいて宝物になっています。
 「いろいろなことを吸収したかったので、僕はずっと現場にいたり監督のそばにいたりして、そうしているうちに冗談が通じあうようになって、失礼かもしれませんがお父さんのように可愛がってくださって楽しかったです。
 北京語のセリフは一応日本で覚えてから中国に渡ったんですが、変更も多かったのでフィルムが回る直前まで通訳の方に何度も言ってもらって耳に焼き付けて…外国の歌を覚えるのと同じで音を聞く感覚でやっていました」
 「馬に乗った戦闘シーンはぜひ観ていただきたいです。驚いたのは、アクションシーンでは10台以上のカメラが回っていたことです。崖の上からも撮影していたりしていますから、迫力のある映像になっています。
 最初に監督に会った時、2時間近くお話を聞いて監督の熱い気持ちが伝わってきたし、それがそのまま画面からも伝わると思います。僕の最後のラストシーンは、日本に帰国する直前までものすごく時間をかけて撮影しています。後編の出来上がりを楽しみにしています」

林志玲(リン・チーリン)●林志玲(リン・チーリン) 
 「(日本語)ミナサマ、コンニチハ。チーリントモウシマス。ミナサマニアエテウレシイデス、ヨロシクオネガイイタシマス」(会場から拍手。他の人はなかったのに:笑)
 「ワタシハエイガハツチョウセンデシタ(ここまで流暢な日本語)。初めての映画出演ということで緊張しました。自分がうまくできる自信がありませんでしたが、役作りのためにいろいろなレッスンのカリキュラムを組んでいただいて、演技をするとはどういうことかが少しずつわかってきました。私のためにそういう環境を作っていただいてとても感謝しています」
 「映画初出演なので最初はとても困りました。トニーさんのような大スターと共演する恥ずかしさがなかなか抜けずコントロールできなくて赤面してしまうんです。監督は小喬を演じる時はとにかく柔らかさの中にも芯の強い女性を、という要望でした。全編ではしなやかで優しい小喬が後篇では芯の強さが前面に出てきます」

s 080806「レッドクリフ」会見 206★ s 080806「レッドクリフ」会見 226★

s 080806「レッドクリフ」会見 235★ 梁朝偉(トニー・レオン)2 s 080806「レッドクリフ」会見 183★

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『レッドクリフ』 完成披露試写会@C.C.レモンホール

日本タイトル 「ら」行

金曜日の夜は『レッドクリフ』の完成披露試写に行ってきました

試写会でC.C.レモンホール(昔の渋谷公会堂)というのは初めてでしたが、客席の規模に比べてスクリーンがとても小さくて残念だったなぁ。あんな超大作なのに。
最近メガネの度も合わなくなってきている、という個人的事情も大きく関係しているんですけどね(苦笑)。

結論= 145分、面白かったです じゅうぶん楽しめました。

たいがい面白くても簡単に睡魔に負ける(だから試写を何度も見るハメになる)根性無しのmonicalが寝ずに済んだのは、あれこれ本を読みかじって予習しておいたからだと思います。

特に映画が始まる3分前に客席で読了した「周瑜」(PHP文庫)の最後1/3が役に立ちました(笑)。・・・どこまで得意な低空飛行のギリギリセーフ・・・

周瑜=梁朝偉(トニー・レオン)
孫権=張震(チャン・チェン)
小喬=林志玲(リン・チーリン)
諸葛亮(孔明)=金城武
曹操=張豊毅(チャン・フォンイー)
趙雲=胡軍(フー・ジュン)
劉備=尤勇(ヨウ・ヨン)
甘興(甘寧がモデルらしい)=中村獅童


 これを書いたメモをしおりにしながら読んだのは大正解でした(爆)。

自慢じゃないけれど、本当にこうでもしないと登場人物の多い歴史小説が苦手で苦手で。

登場人物の特徴…人徳とか行動力とか性格とか…は、何冊かの本の通りだったから面喰いませんでしたし。(あ、小喬は本ではもっとお転婆っぽかったです)

だからと言って、皆さんに「映画の前に予習を」強く勧めるものでもありません。お話が複雑じゃないからです。
誰が敵で誰が味方かわからん、ということがありません。映画で取り上げられている赤壁の戦いの部分においては誰も寝返ったりしないから。

とにかく本当に前代未聞のお金のかかり方というのに圧倒されます。
よく、こんな映画を作るよなぁ、ビビりもせずに…って正直思いました。
その勇気だけでも拍手ものです。
ゴージャスで上品(ウーさんらしいわぁと)。血ドバも適度(爆)。

誰のキャラが特別目立っているわけでなく、とても均等に役柄が描かれている、という印象。出番の長さはまちまちなのに、です。
冒頭で思いっきり主役を張る彼(敢えてここでは言わないでおきます)、格好よかったぁあああ


映画が終わってから、プレスシートを読みました。

そこに呉宇森(ジョン・ウー)監督の言葉が載っています。

『レッドクリフ』のテーマは、「勇気」「友情」そして「愛」です。

そうかなぁ(笑)

いえいえ、否定しているのではありません。
ただ、monicalはこの一文から真っ先に、残念ながら日本公開の噂もきかない陳可辛(ピーター・チャン)監督の『投名状』を連想してしまったんです。
「勇気」「友情」「愛」、つまり人間性を掘り下げる描き方は『投名状』の方が深いと。

monicalだったら
『レッドクリフ』は乱世に生きた男たちの“義”がテーマ
と言いたいところ。(すみません、監督…笑)

戦のシーンは本当に素晴らしい。
今まで見てきた大監督たちの作品…張藝謀(チャン・イーモウ)の『HERO』『王妃の紋章』陳凱歌(チェン・カイコー)の『PROMISE』徐克(ツイ・ハーク)の『セブンソード』とはアクション設計がまるで違います。 

クレジットされている動作導演(アクション監督)は元奎(コーリー・ユン)ですが、ご存じのようにこの作品は諸般の事情からまるでスケジュール通りに撮影が進まず、スタッフの多くが契約期限切れになったりして、当初の林迪安(ディオン・ラム)からコーリーにバトンタッチされたと記憶しています。

だからこの、とても斬新なアクション設計が誰によるものなのか不明なのですが、とにかくとても新鮮でした。コーリーによるものだとしたら、間違いなく代表作になると思います。

これはmonicalの偏った見方かもしれませんが、日本の時代劇の殺陣とか歌舞伎の様式とかを多々取り入れているように見受けました。

それから大丈夫かしらーと心配だったスクリーン・デビューの林志玲(リン・チーリン)。全然問題なし。本当に美しいです。監督、上手に使ってます



うーん、細かいことあれこれあるのですが、
皆さんにはmonicalと同じようにできるだけピュアな状態でこの大作のすごさに触れていただきたいので、この辺にしておきます。

間もなく来日会見もあります。
さて、どんなエピソードが飛び出すかな?

ってゆーか、気分が盛り上がっている間にさっさと後編を公開して欲しいと切望します。

『レッドクリフ』は11月1日(先だなぁ)全国公開。
公式サイトhttp://redcliff.jp/index.html

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どろなわ勉強 for『レッドクリフ』

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11月の『レッドクリフ』日本公開に向けて、見事にドロナワな感じでこんな本を読み始めました。

三国志群雄173人採点データファイル三国志群雄173人採点データファイル
(2000/06)
新人物往来社

商品詳細を見る


去年の春にすでに買ってあったのですがそのままになっていまして。
これは三国志そのものではなく、登場人物たちの波乱の人生を見開きごとにコンパクトにまとめてあって、統率力、実行力、人望など8項目がレーダーチャートになっています。つまり参考書。

実はmonical、何が苦手って国にかかわらず“歴史”。はい、学校時代からです。
歴史小説はほんとうに登場人物が多くて全然覚えられない(汗)。

でも中国語圏映画を見るようになり(学校を卒業してからン十年後:笑)、浅田次郎の「蒼穹の昴」に感動したおかげでようやく敷居が低くなりました。
こういう参考書は本当に助かります。

公開される『レッドクリフ』は、現地で見てきた知り合いの話によれば“赤壁の戦い”前の物語だそうなので(見た人も驚いていました:笑)、年号的に少し前あたりの英雄たちのプロフィールから読み始めました。
配役を照らし合わせながら読むのはなかなか楽しいです。

そうそう、こんな記事をみつけました。
獅童100億円大作ロケで死にそうになった

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世紀の結婚(またまた) 『レッドクリフ』 でトニーは来日するか

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嘉偉喜事
  

『レッドクリフ』アジア各国史上最大の大ヒット!
朗報を持ってプロモーション来日か?
 
呉宇森(ジョン・ウー)監督はもちろんですが、梁朝偉(トニー・レオン)は新婚旅行を引っかけて愛妻ともども来日してほしい~~(ふくらむ妄想)
※8月上旬の報道をチェックしてくださいましまし。

【追記】7/24の記事では、ハネムーンはそのままインドへ旅立ったそうで…

今月10日、中国・香港・台湾・韓国・シンガポール・タイなどで一斉公開。
中国では、公開初日の興収記録1位、『トランスフォーマー』(2007)の$330万ドルを$30万ドル上回り、週末を含めた公開4日間の興収では、『王妃の紋章』(2006)を大きく上回る$1580万ドルの興収をあげたそうです。
台湾や韓国でも今年の初日新記録を達成。


『レッドクリフ』 は11月1日公開

公式サイトの最新情報で8月1日@CCレモンホールのマスコミ完成披露試写会ご招待の告知があります。お見逃しなく!

そして本日よりYahoo!映画にて最新予告編の配信スタート!

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『レッドクリフ』 初日決定!

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呉宇森(ジョン・ウー)監督のアクション・アドベンチャー超大作
『レッドクリフ』の公開初日が、11月1日に決定したそうです。うきうき。
※つまり10/18-26の東京国際映画祭じゃやらないってことかな…オーチャードで見たいー。

周ピー 孔ピー

6月21日(土)から特典つき前売り券の発売が始まっています。
特典は『レッドクリフ』のメインキャラ=三国志の周瑜(しゅうゆ)と孔明(こうめい)をキューピー人形にしたてた<周ピー><孔ピー>(笑)。

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6/21(土) 『レッドクリフ』前売鑑賞券発売開始!

日本タイトル 「ら」行

今日(正確には昨日20日)、周杰倫(ジェイ・チョウ)の監督・脚本・音楽・主演映画『言えない秘密』の試写に行ってきました。配給はavexです。

で、帰宅したらavexの『レッドクリフ(赤壁)』のリリースが。とりあえずそれを先にお伝えします。だって前売り開始が今日(21日)から。

リリースを転載します。

『M:I-2』×『パイレーツ・オブ・カリビアン』のチームが贈る
『レッドクリフ』
全世界待望のアクション・アドベンチャー超大作

劇場前売鑑賞券がいよいよ6月21日(土)から発売開始!
限定特典!!<三国志キューピー>付


購入者プレゼントは『レッドクリフ』のメインキャラクターである<周瑜>と<孔明>の三国志キューピー人形!その名も<周ピー><孔ピー>。先着15000名様まで限定。
発売場所:東宝系全国劇場にて 
※一部発売をしていない劇場もございます。
※人形はどちらか1つになります。種類は選べませんのであらかじめご了承ください。

■監督:ジョン・ウー ■プロデューサー:テレンス・チャン/ジョン・ウー
■アクション撮影:コリー・ユン
■VFXプロダクション:The Orphanage
(『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『ダイ・ハード4.0』など)
■出演:トニー・レオン、金城武、チャン・フォンイー、チャン・チェン、
ヴィッキー・チャオ、フー・ジュン、中村獅童(特別出演)、リン・チーリン(映画初出演)
■配給:東宝東和/エイベックス・エンタテインメント
■『レッドクリフ』公式サイト:http://redcliff.jp/index.html 

日本チラシ
2008年10月より日劇1ほか全国ロードショー!

『言えない秘密』については改めて。

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《赤壁》 カンヌ予告編

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呉宇森(ジョン・ウー)監督の《赤壁(レッドクリフ)》のカンヌにおける予告編がYouTubeに載りました。

日本の公式サイトの予告編のほうが圧倒的に“そそられ”ますが、カンヌ・バージョンは短いシーンを繋げて英語で字幕がつけてあるので「ふむふむ」な感じ。

でもねー。梁朝偉(トニー・レオン)の声が吹き替えなので、ものすごーく残念です。映像を見た感じでは張震(チャン・チェン)がキレイ(笑)。

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『レッドクリフ(赤壁)』 10月公開決定

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製作に困難を極めた呉宇森(ジョン・ウー)監督の大作『レッドクリフ』公式サイトがオープンしています

 http://redcliff.jp/index.html
予告編第一弾は“Movie”のところをクリックすると見られます。

なるほどー…
エイベックス・グループ 創立20周年記念
テレビ朝日 開局50周年記念
東宝東和 創立80周年記念


これから徐々に宣伝にも力が入ることは間違いないですね。期待しちゃう!

なんだか大作続きの昨今。
ただこうなると、香港のものすご~い小品(笑)も見たくなったりするけど・・・(笑)

エイベックスからのリリースでは、今年のカンヌ(5/14から)で一部映像がお披露目になるそうです。
もちろん監督以下、メインキャストも揃っての記者会見があるとか。

『レッドクリフ』のテーマは「勇気」「友情」そして「愛」。
私は、『レッドクリフ』で、自分を偽らず、人を疑わず、信じぬくことが、
人生を楽しくすることを、皆さんに感じてもらえたらと思っています。

ジョン・ウー


**************************************************

妙な話ですが、しあさってのこの時間にはもう香港にいる予定で
なーーーーんにも荷造りしていないのでピンときていません~。

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