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日本タイトル 「さ」行

【 日本タイトル 「さ」行 】 記事一覧

【公開】「三国志英傑伝 関羽」

日本タイトル 「さ」行

1月14日(土)、ヒューマントラストシネマ渋谷&有楽町 ほかで公開
邦題:「三国志英傑伝 関羽」

關雲長 原題:《關雲長》 英題:THE LOST BLADESMAN 
 言語:北京語 香港公開:2011/4/28 ⅡB級
 2011年中国 1時間49分
 配給:日活 公式サイト:http://www.sangokushi-kanu.com/
 監督・脚本:麥兆輝(アラン・マック)+荘文強(フェリックス・チョン)
 アクション指導:甄子丹(ドニー・イエン)+嚴華(ヤン・ホア)                                       +譚鎮東(トニー・タム)+谷垣健治
 美術指導:雷楚雄(ビル・ルイ)+劉京平(リウ・ジンピン)
 撮影:陳志英(チャン・チーイン)+楊耀輝(トーマス・ヨン)
 編集:鄺志良(コン・チーリョン)  音楽:黎允文(ヘンリー・ライ)
香港版ポスター 

出演: 甄子丹(ドニー・イエン)...關雲長 / 關羽
    姜文(チアン・ウェン) ...曹操
    孫儷(スン・リー)   ...綺蘭
     安志杰(アンディ・オン)
     錢小豪(チン・シウホウ)
    方中信(アレックス・フォン)


《三國演義》の中の関羽(かんう/関雲長)のエピソード《過五関斬六将》を映画化した作品、ということだが
関羽ファンと三国志ファンと歴史マニアにはさて、どういうふうに受け止められるだろう。
話のつじつまが合わないとか、こんな展開はありえないとか、
こんな装備や建造物は当時あったはずがないとか
中華圏ではさんざんな言われようだったらしい。

なにしろ私は、学生時代から中国に限らず歴史というものがいちばん苦手な科目で、
しかも社会人になっても特別必要でもなかったので歴史音痴もいいところ。

「レッドクリフ」のお陰で周瑜(トニー・レオン)を、
「三国志」のお陰で趙雲(アンディ・ラウ)を学んだという体たらくだ。
でも敢えて言わせてもらうなら、だから純粋?に映像芸術・娯楽映画として
楽しむことができたんじゃないかと思う。

賛否両論あってもとにかく、私にはとても面白かった

もちろん、うすうす「もしやこれはかなり、相当、多分に、、、脚色が施されているのではないかしらん」と
シロウトでも感じるほどの斬新な部分(それ現代的すぎるやろ、みたいな)も多々あったのだが(笑) 

原作を知らないからかもしれないが、次の展開が読めないという点、
日本語字幕から受けるなかなか洒落た味のあるセリフ。
「なるほど「インファナル・アフェア」のコンビらしいわー」とニンマリしたというのが事実なのだ。
そう、時代劇なのに現代アクション映画のように楽しんでしまったのだ、私は。

ゲタみたいな四角い顔に黒々とヒゲもじゃ、勇猛なルックスで槍を持って仁王立ちという、
私が京劇から抱いていた関羽のイメージとは180度対極にある整いすぎ&ヒゲ少なめな甄子丹(ドニー・イエン)の関羽。
彼がアクション指導も兼ねるからという話は別にしても
そのキャスティングがそもそも「何か相当違うものができそう」と期待?するのが私には自然ななりゆき。

しかも孫儷(スン・リー)がものすごくキレイで
姜文(チアン・ウェン)演じる曹操がなかなか魅力的で。

劉備役の方中信(アレックス・フォン)の出演がカメオに近い状態だったのには激しく落胆したが。

ところでエンディングに流れる印象的な主題歌の作曲は
吉本興業所属アーティスト、藤原いくろう。
沖縄国際映画祭で上映された「画皮(ペインテッド・スキン)」の主題歌もそうだった。

そして藤原氏のtwitterによれば、日本で公開されること、どこからも連絡がなかったらしい。あかんなぁ。
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「殺人犯」 画像追加

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公開中、周顯揚(ロイ・チョウ)監督作、郭富城(アーロン・クォック)主演の「殺人犯」に出演の撮影当時5歳だった天才子役、譚真一、しんちゃん(笑)。

譚真一2 譚真一 ※クリックで大きくなります。

余談になりますが、同じ5歳で現在日テレ「MOTHER」で松雪泰子をも食う演技を披露している天才子役♀は、もうひらがなが全部読めるそうで、台本にルビをつけてセリフを覚えているとか。
一方、こちらのしんちゃんもまだ小学校に上がっていなかったわけですが、
当然ながらあちらは全部漢字なので、
セリフはすべて監督が口移しで教えたと言っていました。

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「殺人犯」 6月5日公開開始

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日本チラシ 江志強(ビル・コン)製作、
 これでデビューした周顯揚(ロイ・チョウ)監督、
 郭富城(アーロン・クォック)主演、
 香港でも激しい賛否両論を巻き起こした問題作
 「殺人犯」
 明日、6月5日から東京と大阪で公開開始となります。
 原題も同じ


公式サイトを見たら、6・7月にかけて名古屋、仙台、京都、岡山、福岡での上映が決定しているようです。

公式サイトでトレーラー見たら、引く人多いだろうなぁ…最初からコワすぎます
そもそもポスターのアーロンの顔は「シャイニング」のJ.ニコルソンにも劣りません(笑)

でも主人公のアーロンが最初から最後まで“いっちゃった”目をしているわけではありませんので悪しからず。

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アーロンにしてみれば、“いっちゃった”キャラは、「ディバージェンス 運命の交差点」(05)で経験済み。
でもこちらの役作りの方がもっと複雑だったのではと想像します。
その意味では香港電影金像賞影帝(最優秀主演男優賞)を個人的にはあげたかったな。
香港のDVDにはメイキングが本編と同じくらいたっぷり収録されていて、
それによれば目の表情は何パターンもあって、すべて野生動物の写真で研究したとか。
心理学者や刑事に話を聞くなど、役作りへの執着が垣間見えました。

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実はディカプリオの「シャッターアイランド」と同じく、これ、ネタバレ厳禁な物語でありまして
ここでは詳しくストーリーをお話できません。
その厳禁な部分が香港で賛否両論となり、結果、2009年の中国語作品で9位に入るという、新人監督初の快挙をとげたのでした。

で、その監督、周顯揚(ロイ・チョウ)さん。
公開日(6月5日)発売のキネマ旬報(2010年6月下旬号 No.1559)でインタビューしました。

杜峰(ジョニー・トー)監督の時(5月下旬号 No.1557)のように過去作をたくさん見なおさなくていいのは楽だったんですが、
新人監督ゆえにあまり情報がなく、それを調べるのは結構大変です。
しか~し、「中華電影データブック完全保存版」いち早く(強調:笑)取り上げ、その原稿を担当していたので助かりました。

周顯揚 4435_88229982403_88228887403_1915713_5539624_n.jpg

にしても、初めて合う人なのと、プレスシートの監督メッセージがのっけから「性善説・性悪説」だったもので
「難しい人だったらやだな~~」と心配(小心者)。

現れたロイさんは、本当に写真どおりの(当たり前ですが)茫洋としてつかみどころがない感じ。
確かに30歳にしちゃ落ち着きすぎ(爆)
偉そうでもなく、へりくだるでもなくというのは好感度大。
監督というよりグラフィック・デザイナーのような印象。
「なるほど、昨今の香港のインテリ・アラサーはこんななんか」と妙に納得しました(爆)

香港演芸学院を首席で卒業。ところが在学中から江志強(ビル・コン)さんのエドコ・フィルムスで、
ビルさんと李安(アン・リー)監督のアシスタントとしてすでに現場でバリバリ働いていました。
見込まれるにもほどがある、って感じですw

「ラスト、コーション」のリサーチャー&助監督としてクレジットされたのが初めてだと思いますが、インタビューでは「SPIRIT」は企画から宣伝まで全部関わったことが判明しました。

この作品はそれら、エドコ・フィルムスで関わった作品たちとは趣をまったく異にするものです。
なにしろ基本に流れているのは「哲学」で社会派作品とも言える内容なので。

ちなみにこの作品には「台本がない」トーさんスタイルの撮影に慣れている
張兆輝(チョン・シウファイ)何超儀(ジョシー・ホー)も登場します。
きっちり作り込まれ、完成型の台本を渡されたせい?か
彼らの魅力は完全には引き出されていないような気がしました。

とにかくひたすらアーロンなわけで(笑)。

監督の2作目以後に注目したいところですが
あまりに優秀なアシスタントをビルさんやビルさん製作作品の監督たちが
放っておかないだろうと考えると、
すぐに第二作はないのではないかしら、というのがmonicalの印象でした。

そうそう、細い目をより細めてウケてくれたのは
「脚本はアーロンより前に、マネージャーの小美(シウメイ)さんチェックありきですよね」と聞いた時。
「お~シウメイをご存じとは」みたいな(爆)。

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                     錢嘉樂(チン・カーロッ)はアクション指導も担当しています。

こういう作品が日本語字幕付きで見られるのは、こんなご時世、非常にマレなことではと思います。
是非。

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マニアにはたまらない(らしい)「スナイパー:」

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日本チラシ PC画像流出事件で“香港”芸能界から引退した陳冠希(エディソン・チャン)の
 最後の主演作、
 「スナイパー:」(原題:神鎗手)
 公式サイト http://www.interfilm.co.jp/sniper/

 東京/シネマアンジェリカ ~5/14  ※大阪・名古屋 終了
 札幌/マリオンシネマ ~5/14(1日1回)
 仙台/フォーラム仙台 7月公開予定

香港のメディア・アジアと中国のファーイー・ブラザーズが送りだす本格的バトルアクションもので、香港・台湾・中国のスターの競演という意味でも大きな期待がかかった作品でした。

2008年のイースター公開を目指して撮影は2007年の夏から12月初旬に行われました。
ところがポストプロダクション中の2008年1月に例の事件が発生。
翌2月にはエディソンが引退会見を行うまでに発展し
結局、映画の公開は予定から1年遅れの2009年のイースター・シーズンになってしまいました。
しかも中国本土での公開は見送り、DVDの発売のみという形で。
これは製作側にしてみたら特大の損害となります。

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一足早く香港國際電影節でワールドプレミア。当然エディソンの姿はありません。

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同時期に開催されていた香港フィルマートのメディア・アジアのブースは海外セールスに躍起?でした(笑)

edit シンガポール会見 
エディソンは“香港”芸能界を引退しただけなので(-_-;)、シンガポールのプロモーションには出席しました(大騒ぎだったらしいですが)。

なにしろ任賢齊(リッチー・レン) 、黄曉明(ホァン・シャオミン)、陳冠希(エディソン・チャン)の3人が等しく主役というこの作品。あろうことか、最後に一人生き残るのがエディソンだもので、編集でどうにかなるタイプのお話でもなく、まして撮り直しなんて更なる製作費を投入するような無茶もできません。

事件が事件なだけに、香港市民のテンションも下がってしまったのか、映画祭のチケットはあっという間に完売したのですが、その後の公開での成績は奮いませんでした。

monicalも映画祭で見た時、細マッチョ3人のプロモーションビデオみたいだな、と(爆)。

でもどうやら、その後いろいろ調べた感じでは
これはガンマニアにはたまらない作品らしいということが判明しました。

もともと陳嘉上(ゴードン・チャン)の元で修業を積んだ林超賢(ダンテ・ラム)監督は、1997年の監督デビュー作「G4特工 OPTION ZERO」以来、バトル・アクションがお得意。
日本では人知れずDVD化されたゴードンさんと共同監督・脚本だった「BEAST COPS 野獣刑警」(98)では香港電影金像賞の最優秀作品賞・監督賞・脚本賞・主演男優賞(黄秋生)・助演男優賞(譚耀文)という快挙でした。

監督は何やら、ものすごい凝り性&リアル追求型で
この「スナイパー:」での銃を扱うシーンや訓練シーンへのこだわりは半端なものでなく
主演3人の訓練は徹底したものだったとか(香港で実際に行われている訓練と同じ内容らしい)。
登場する銃は当然、ガンマニアの目をくぎ付けにする精巧なモデルガンだそうです。

ちなみに、3人の中でリッチーだけは台湾で2年間の兵役経験者で
訓練の教官もそれがすぐわかったという話も。

というわけで、どうしても香港映画は女性の観客が多い日本ですが(笑)
そっち系に関心のある男性に見せたら、結構激しく反応するのかもしれません。

アクション監督の董瑋(トン・ワイ)さんが、この作品ではアクション監督ではなく出演者の一人(エディソンの父親役)で登場するのは、ガン・コレクターでもある彼の多大な協力があったからじゃ、と信じているmonicalです。(真偽不明)

林超賢(ダンテ・ラム)監督作品で日本でDVD化されているその他の作品は以下のとおりです。
まとめて見ると監督のタッチがよーくわかるかと。
ちなみにこの作品のあとに《証人》(08)《火龍》(10)ほか、バトルアクションものを連発し高い評価を得ています。《証人》の続編《綫人》の公開が待たれるところ。同じく張家輝(ニック・チョン)&謝霆鋒(ニコラス・ツェー)主演です。


ヒート・ガイズ 傷だらけの男たち (2004)<未> 監督/製作  
1:99 電影行動 (2003)<未> 監督  
ツインズ・エフェクト (2003) 甄子丹(ドニー・イエン)と共同監督  
ティラミス (2002) 監督/製作  
重装警察 (2001) 監督/プロデューサー  
スイート・ムーンライト (1999) 監督

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「スナイパー:」トークショーあります。

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17日から公開(DVD上映)となっている、林超賢(ダンテ・ラム)監督、陳冠希(エディソン・チャン)&任賢齊(リッチー・レン) &黄曉明(ホァン・シャオミン)の「スナイパー:」

わずかな時間ですが、お話させていただきます。よろしかったら。

4月29日(木)17時40分の回終了後(時間は20分ぐらい) @シネマアンジェリカ

公式サイト http://www.interfilm.co.jp/sniper/ と言ってもNEWSに掲載されていません 

エントリーが滞っていますが、ゴールデンウィーク中に少しずつアップする予定です。
※先日「殺人犯」のロイ・チョウ監督にインタビューしてきました。楽しかった!
※キネマ旬報5月下旬号(5/6発売)に杜峰(ジョニー・トー)監督記事書きました。6500字!!


twitterの私(@napoling)のつぶやき(香港とはあまり関係ありませんが)にリプライ(コメント)いただけば、できるだけお返事するようにしていますので興味のある方はtwitterに参加してくださいまし。
登録はものすご~~く簡単です。http://twitter.com/

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『新宿インシデント』いよいよ公開!

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※これは香港で入手した画像です。

香港の社会派監督…なのにヒットメーカーという、たぐいまれな存在である爾冬陞(イー・トンシン)監督が長年リサーチし、脚本を練り、構想を温めた作品の主役に成龍(ジャッキー・チェン)が名乗りを上げて実現した注目映画『新宿インシデント(原題:新宿事件)』5月1日、いよいよ初日を迎えます。

はい、つまりこれは「ジャッキーのために書かれた脚本ではない」のです。
それほどイー・トンシンの脚本はいつもいつも素晴らしいということ。

派手な宣伝をしていないし、
香港と日本の俳優がごちゃごちゃ登場して歌舞伎町が舞台となると
“本当に面白いのかな”とやや引きがちになる人もいるだろうなと想像できます。

でも・・・

monicalは自信を持って推薦します。

10年以上のリサーチに基づくリアルな脚本。

ありがちなヤクザ映画とはまるで違う、ひとりひとりの人間描写の深さ。

アクションとは無縁、それどころか鈍くささまで漂わせるジャッキーの熱演。


ジャッキーはアクションを封印ですが、竹中直人も怪演を封印(爆)。
それどころか北京語が話せる刑事役をシリアスにこなしています!

悲惨としか言いようのない男を演じる呉彦祖(ダニエル・ウー)、

加藤雅也に“日本人より奥ゆかしい”と言わしめた徐靜蕾(シュウ・ジンレイ)、

今まででいちばん適役に見える范冰冰(ファン・ビンビン)。


監督にかかると、こう演じさせるかぁーと、いちいち納得なのであります。
誰もかれも、他の作品とは演技の質が違って見えるのは監督の演出手腕でしょう。

香港でインタビューした加藤雅也さんがいみじくも
「監督は日本を歌舞伎町をヤクザをステレオタイプに描かない」と語っていました。
演技指導で最初は「え?」と疑問を持ち抵抗を覚えても
監督の説明を受けると「なるほど、そういう見方、見せ方、アプローチもあるのか」と納得した
と。

ひぇえええ~~~というシーンがたくさん登場します。
驚いたり怖かったり、とにかく今までのジャッキー映画の物差しはまるで役に立ちません

できることなら明日の初日に出かけて、出口調査で絶賛してあげてください~~~。
monicalはどこの劇場に行こうかな・・・

作品公式サイト http://www.s-incident.com/

成龍(ジャッキー・チェン)竹中直人呉彦祖(ダニエル・ウー)

徐靜蕾(シュウ・ジンレイ)加藤雅也范冰冰(ファン・ビンビン)

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『新宿インシデント』 拡大公開決定

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ジャッキー
ジャキー&竹中 日本人キャスト
※写真は配給・宣伝会社の了解を得て掲載しています。無断転載ご遠慮くださいますよう。

5月1日“映画の日”に公開となる爾冬陞(イー・トンシン)監督作品『新宿インシデント(原題:新宿事件)』が、全国約100スクリーンでの公開が決定し、まだ増えそうな雰囲気です。
最初は新宿トーア(ほか)だったので、え~、夜の歌舞伎町は女性客が行かない~と思っていましたが、シネコンでの上映が決まりよかったよかった!

首都圏の上映館は以下の通りです。

東京
新宿オスカー
*上映館が「新宿トーア」から変更になりました。 ☆ 新宿トーアでも前売券発売中☆
有楽町スバル座
シネマメディアージュ
ユナイテッド・シネマ豊洲
楽天地シネマズ錦糸町
TOHOシネマズ西新井
MOVIX亀有
シネマ・ロサ ☆
ワーナー・マイカル・シネマズ板橋
Tジョイ大泉
平和島シネマサンシャイン
立川シネマシティ
TOHOシネマズ南大沢
TOHOシネマズ府中
MOVIX昭島

神奈川
TOHOシネマズららぽーと横浜
TOHOシネマズ川崎 ☆
TOHOシネマズ海老名
TOHOシネマズ小田原

千葉
TOHOシネマズ船橋ららぽーと
TOHOシネマズ流山おおたかの森
TOHOシネマズ八千代緑ヶ丘
TOHOシネマズ市川コルトンプラザ
エクスワイジーシネマズ蘇我 ☆

埼玉
MOVIX三郷
イオンシネマ越谷レイクタウン
ユナイテッド・シネマ入間
ユナイテッド・シネマ南古谷 ☆
ユナイテッド・シネマ上里
シネティアラ21

その他の地域の上映館はこちらでご確認ください。

monical、ジャッキーが日本でのプレミア上映会舞台あいさつに登壇するころ、香港国際映画祭に行っていますので、なんとか監督にでも香港でインタビューできないものかと画策しております(毎度のキネマ旬報:笑)。さて、どうなりますか・・・

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『新宿インシデント』JAPANプレミア&ジャッキー・チェン来日舞台挨拶

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5月1日(金)、『新宿インシデント』の公開に先立ってJAPANプレミア開催決定!


【日時】 3月26日(木) 18:30開場/19:00開演
【会場】 新宿トーア
【登壇者】 ジャッキー・チェン、竹中直人、加藤雅也、拳也(元:澤田謙也)
 ※登壇者は予告なく変更する場合あり。
【チケット販売方法】 チケットぴあにて販売。
 全席指定-2,000円 Pコード:555‐119

◆WEB先行プレリザーブ
 受付期間:3/7(土) 11:00AM ~ 3/12(木) 11:00AM   ※抽選日:3/13(金)
   http://t.pia.jp/cinema/cinema.html

◆一般発売:3/14(土)10:00~ 
 ・電話予約:0570-02-9999
 ・店頭直接購入:チケットぴあ店舗/ファミリーマート/サークルK・サンクス
  (発売初日のみコンビニでの発売は 11:00からになります)
 ・インターネット購入 
  @電子チケットぴあ http://t.pia.jp/cinema/cinema.html

なーんだ、成龍(ジャッキー・チェン)しか来日しないんですね~(monicalは不在ですが)。
こりゃ、映画祭初日のレッドカーペットに期待するしかありませぬ。
ってまだ、映画祭事務局からプレス申請が通ったという通知がございませんで(涙)

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仰天しました 『新宿インシデント』

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はい、ちょっと遅くなりましたが《新宿事件》改め『新宿インシデント』。(英語原題がShinjuku Incident)

香港では4月2日公開。
 エンペラードラゴンの公式サイト  http://shinjukuincident.emp.hk/

香港マスコミ、あなどれません(笑)
いつだったか“日本では5月に公開”と記事になっていて、
それでも日本じゃ関係者も「し~~~~ん」としていたのですが、
いきなり“5月1日公開”のマスコミ披露試写会状が届きました。(ただ私が知らなかっただけかもしれませんが)

原稿の締め切りで目がテンになっていたのですが
なにしろ成龍(ジャッキー・チェン)のシリアス、監督は脚本の良さはお墨付きの爾冬陞(イー・トンシン)、日本での極秘撮影中に呉彦祖(ダニエル・ウー)に初監督作「四大天王」のインタビューで会ったりしていたので行かずにはいられませんでした(笑)

いや、本当にすごかったですっ    

予備知識なしで公開を待ちたい方は読まないでください
って、「すごかった」と言われたら読みたくなるのが人情か(笑)






まず、シリアス演技だけで出ずっぱりのジャッキー、大熱演!
シリアスのどろどろに疲れた表情を見せる役柄(演技)なので「老けたなぁ」という印象は仕方ないこと。それでも恋人役は徐靜蕾(シュウ・ジンレイ)です(笑)。
アジアじゅうの映画賞を全部取りたい、という意欲で臨んだと言うだけあって、今までのジャッキーを全部かなぐりすてたその姿勢に感服いたしました。
それだけの意欲だったのにやっぱり中国での公開はNGが決定したらしい、ウワサの暴力表現・・・。 
今回は多くが刃物系です・・・

monical、ピストルとか殴る蹴るはまだ大丈夫なんですが、なんたって“切る”というのが本当に苦手。わが身に起きていることのように感じてしまうからです。
はい、だからやっぱりそれらしきシーンは目をつぶりました。
絶対気分が悪くなると思ったし。
その大役を果たすのは(切られ放題なのは)『ワンナイト・イン・モンコック』に続いてダニエルです。
『ワンナイト~』なんて赤子レベルだったんだ、と思わせるほど、そりゃあもう痛そうで痛そうで(笑)。

ダークさで言うと『ワンナイト』よりずっとダークです。完全に男の映画ですから。

林雪(ラム・シュ)も高捷(ジャック・カオ/ガオ・ジェ) も竹中直人加藤雅也もコワイです(笑)。

1時間59分くらいだったと思いますが、おそらく編集のせいでしょう。
ジャッキーやダニエルがどんどん悪に身を染めていくスピードが速すぎたのが、ちょっと残念。
特にジャッキーが「いい人」から裏社会で勢力をつけていく過程が。

見終わった最初の感想は「監督の手腕が光る作品だが、いかにも地味だな」というものでしたが、
あれから2日。

普通だったらありえないことなんですが
「また、試写に行こう」と決意している自分がいます。
何かが心に沁みたのだと思います。

でも・・・




救いは・・・


ありません


なぜか涙は出ませんでした。

それくらい重いとも言えます。

現在決定している劇場は新宿トーア(@歌舞伎町)。
いいんですよ、歌舞伎町が舞台なんですから。

でも・・・夜見に行くのは・・・いかにも恐ろしい・・・(ロケーションも想像できる客層も)

それにしてもどうして邦題がわざわざ漢字+カタカナ・・・謎だ。
なんだかダークさが弱まります。

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本日公開 『三国志』

日本タイトル 「さ」行

F200803241512562863626856.jpg 『ファイターズ・ブルース』以来、久々のタッグを組んだ李仁港(ダニエル・リー)と劉徳華(アンディ・ラウ)。

 いよいよ本日からシャンテシネ、TOHOシネマズららぽーと横浜ほかでロードショーです!

 え・・・?? シャンテシネの単館発進かと思っていたら、いつのまに公開規模拡大。
 http://www.sangokushi-movie.jp/theaters.html

 めでたい

↑この写真が今のmonicalのケータイ待ち受け(爆)

monical、残念ながら今日は行けません
『PLASTIC CITY』の原稿締め切りが迫っているからです。

監督やアンディの来日が叶わなかったのははなはだ残念ではありますが、パンフレットとキネマ旬報に原稿を書きました。どうぞご高覧くださいまし。

この『三国志』『レッドクリフ』を比べてはいけません。
『さらば、わが愛 覇王別姫』『花の生涯~梅蘭芳~』を比べちゃいけないのと同じで(笑)。
本作はいわば“趙雲異聞”ですから。

ツッコミどころもたくさんあります。

なぜ諸葛孔明があーーんなに年寄りなんだっ! 
曹操に孫娘だと?しかも勇ましすぎ。


でも・・・・・・

活劇としては とっても面白いんです

monicalの場合は最後は「ちょううん~~」じゃなくて「アンディイィイ~
てな感じでしたが(汗)。

パンフやキネ旬には文字数が足りなくて(笑)書けませんでしたが、
私はすっかり安志杰(アンディ・オン)を見直したのでありました。
呉建豪(ヴァネス・ウー)は思ったより登場しません。ファンはがっかりですよね。
あと、アクション監督も務める洪金寶(サモ・ハン)のアクションがないっ(驚)。

三国志グッズの専門店「三国志ショップ赤兎馬」のコラボTシャツ、限定200枚、売れてる気配ありませんけれどね(爆)
http://www.plastic-rouge.com/souten/t_shiruku/t_sr0038_cinema_sangokushi.html

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