【公開】「三国志英傑伝 関羽」
【 日本タイトル 「さ」行】
1月14日(土)、ヒューマントラストシネマ渋谷&有楽町 ほかで公開
邦題:「三国志英傑伝 関羽」
原題:《關雲長》 英題:THE LOST BLADESMAN
言語:北京語 香港公開:2011/4/28 ⅡB級
2011年中国 1時間49分
配給:日活 公式サイト:http://www.sangokushi-kanu.com/
監督・脚本:麥兆輝(アラン・マック)+荘文強(フェリックス・チョン)
アクション指導:甄子丹(ドニー・イエン)+嚴華(ヤン・ホア) +譚鎮東(トニー・タム)+谷垣健治
美術指導:雷楚雄(ビル・ルイ)+劉京平(リウ・ジンピン)
撮影:陳志英(チャン・チーイン)+楊耀輝(トーマス・ヨン)
編集:鄺志良(コン・チーリョン) 音楽:黎允文(ヘンリー・ライ)
香港版ポスター
出演: 甄子丹(ドニー・イエン)...關雲長 / 關羽
姜文(チアン・ウェン) ...曹操
孫儷(スン・リー) ...綺蘭
安志杰(アンディ・オン)
錢小豪(チン・シウホウ)
方中信(アレックス・フォン)
《三國演義》の中の関羽(かんう/関雲長)のエピソード《過五関斬六将》を映画化した作品、ということだが
関羽ファンと三国志ファンと歴史マニアにはさて、どういうふうに受け止められるだろう。
話のつじつまが合わないとか、こんな展開はありえないとか、
こんな装備や建造物は当時あったはずがないとか
中華圏ではさんざんな言われようだったらしい。
なにしろ私は、学生時代から中国に限らず歴史というものがいちばん苦手な科目で、
しかも社会人になっても特別必要でもなかったので歴史音痴もいいところ。
「レッドクリフ」のお陰で周瑜(トニー・レオン)を、
「三国志」のお陰で趙雲(アンディ・ラウ)を学んだという体たらくだ。
でも敢えて言わせてもらうなら、だから純粋?に映像芸術・娯楽映画として
楽しむことができたんじゃないかと思う。
賛否両論あってもとにかく、私にはとても面白かった
もちろん、うすうす「もしやこれはかなり、相当、多分に、、、脚色が施されているのではないかしらん」と
シロウトでも感じるほどの斬新な部分(それ現代的すぎるやろ、みたいな)も多々あったのだが(笑)
原作を知らないからかもしれないが、次の展開が読めないという点、
日本語字幕から受けるなかなか洒落た味のあるセリフ。
「なるほど「インファナル・アフェア」のコンビらしいわー」とニンマリしたというのが事実なのだ。
そう、時代劇なのに現代アクション映画のように楽しんでしまったのだ、私は。
ゲタみたいな四角い顔に黒々とヒゲもじゃ、勇猛なルックスで槍を持って仁王立ちという、
私が京劇から抱いていた関羽のイメージとは180度対極にある整いすぎ&ヒゲ少なめな甄子丹(ドニー・イエン)の関羽。
彼がアクション指導も兼ねるからという話は別にしても
そのキャスティングがそもそも「何か相当違うものができそう」と期待?するのが私には自然ななりゆき。
しかも孫儷(スン・リー)がものすごくキレイで
姜文(チアン・ウェン)演じる曹操がなかなか魅力的で。
劉備役の方中信(アレックス・フォン)の出演がカメオに近い状態だったのには激しく落胆したが。
ところでエンディングに流れる印象的な主題歌の作曲は
吉本興業所属アーティスト、藤原いくろう。
沖縄国際映画祭で上映された「画皮(ペインテッド・スキン)」の主題歌もそうだった。
そして藤原氏のtwitterによれば、日本で公開されること、どこからも連絡がなかったらしい。あかんなぁ。
邦題:「三国志英傑伝 関羽」

言語:北京語 香港公開:2011/4/28 ⅡB級
2011年中国 1時間49分
配給:日活 公式サイト:http://www.sangokushi-kanu.com/
監督・脚本:麥兆輝(アラン・マック)+荘文強(フェリックス・チョン)
アクション指導:甄子丹(ドニー・イエン)+嚴華(ヤン・ホア) +譚鎮東(トニー・タム)+谷垣健治
美術指導:雷楚雄(ビル・ルイ)+劉京平(リウ・ジンピン)
撮影:陳志英(チャン・チーイン)+楊耀輝(トーマス・ヨン)
編集:鄺志良(コン・チーリョン) 音楽:黎允文(ヘンリー・ライ)

出演: 甄子丹(ドニー・イエン)...關雲長 / 關羽
姜文(チアン・ウェン) ...曹操
孫儷(スン・リー) ...綺蘭
安志杰(アンディ・オン)
錢小豪(チン・シウホウ)
方中信(アレックス・フォン)
《三國演義》の中の関羽(かんう/関雲長)のエピソード《過五関斬六将》を映画化した作品、ということだが
関羽ファンと三国志ファンと歴史マニアにはさて、どういうふうに受け止められるだろう。
話のつじつまが合わないとか、こんな展開はありえないとか、
こんな装備や建造物は当時あったはずがないとか
中華圏ではさんざんな言われようだったらしい。
なにしろ私は、学生時代から中国に限らず歴史というものがいちばん苦手な科目で、
しかも社会人になっても特別必要でもなかったので歴史音痴もいいところ。
「レッドクリフ」のお陰で周瑜(トニー・レオン)を、
「三国志」のお陰で趙雲(アンディ・ラウ)を学んだという体たらくだ。
でも敢えて言わせてもらうなら、だから純粋?に映像芸術・娯楽映画として
楽しむことができたんじゃないかと思う。
賛否両論あってもとにかく、私にはとても面白かった
もちろん、うすうす「もしやこれはかなり、相当、多分に、、、脚色が施されているのではないかしらん」と
シロウトでも感じるほどの斬新な部分(それ現代的すぎるやろ、みたいな)も多々あったのだが(笑)
原作を知らないからかもしれないが、次の展開が読めないという点、
日本語字幕から受けるなかなか洒落た味のあるセリフ。
「なるほど「インファナル・アフェア」のコンビらしいわー」とニンマリしたというのが事実なのだ。
そう、時代劇なのに現代アクション映画のように楽しんでしまったのだ、私は。
ゲタみたいな四角い顔に黒々とヒゲもじゃ、勇猛なルックスで槍を持って仁王立ちという、
私が京劇から抱いていた関羽のイメージとは180度対極にある整いすぎ&ヒゲ少なめな甄子丹(ドニー・イエン)の関羽。
彼がアクション指導も兼ねるからという話は別にしても
そのキャスティングがそもそも「何か相当違うものができそう」と期待?するのが私には自然ななりゆき。
しかも孫儷(スン・リー)がものすごくキレイで
姜文(チアン・ウェン)演じる曹操がなかなか魅力的で。
劉備役の方中信(アレックス・フォン)の出演がカメオに近い状態だったのには激しく落胆したが。
ところでエンディングに流れる印象的な主題歌の作曲は
吉本興業所属アーティスト、藤原いくろう。
沖縄国際映画祭で上映された「画皮(ペインテッド・スキン)」の主題歌もそうだった。
そして藤原氏のtwitterによれば、日本で公開されること、どこからも連絡がなかったらしい。あかんなぁ。
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